【フェブラリーS】1週前 モーニンは連覇へ手応え「いい感じに持っていける」

モーニン

8日、フェブラリーS(G1)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、チャンピオンS7着で、連覇を狙うモーニン(牡5、栗東・石坂厩舎)は、助手を背に坂路で古馬500万のリーサルストライクを0.4秒追走。終始楽な手応えでパートナーを圧倒し3馬身先着。4F51.9-37.8-24.2-12.1秒を叩き出した。

荻野要調教助手は「最後は軽くしかけたぐらい。52~3秒ぐらいと思っていたけど、1秒近く速くなってました。でも、〝さすが〟という動きですね。中間にフレグモーネはありましたが、その後の調整は順調にやれています。本番までもう1本やれるし、いい感じに持っていけると思いますよ」と感触以上の好時計に確かな手応えを感じとった様子。連覇へ向けて視界は明るい。

前走、根岸S2着のベストウォーリア(牡7、栗東・石坂厩舎)は、助手が跨がって坂路で軽めの調整。4F58.4-38.8-28.7-14.5秒で1週前の調整を終えた。

「こっちも順調ですね。前走は58キロを背負って勝ちにいく競馬で2着。まだやれるとこを見せていますからね。疲れもないし、いい感じでいけそうです」と荻野要調教助手の言葉も弾む。このレースは4度目の挑戦で一昨年3着、昨年4着とあと一歩の競馬をしている。抜群の安定感を武器に今度こそタイトル奪取となるか注目される。

ベストウォーリア