【アーリントンC】ミラアイトーン&ペルシアンナイト 素質秘める池江寿厩舎2騎

22日、アーリントンC(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、500万下1着のミラアイトーン(牡3、栗東・池江寿厩舎)は、西谷誠騎手(レースでは武幸四郎騎手が騎乗予定)が手綱をとって3歳500万クラスの人気者シロニイとCWコースで併せ馬。抜群の手応えで先行していたパートナーに並びかけると最後はグッとひと伸びしてアタマ差先着。4F52.1-37.8-12.1秒のタイムでフィニッシュした。

「先週に続いて調教に跨りましたが、変わりなく順調にこれていますね。少しガンコなところはあるど、走り出せば問題ない。行きたがるような面も大丈夫ですね。現状はマイルぐらいが合いそうだけど、1800mまではこなせそうですよ」と西谷騎手は状態の良さを口にする。レースで騎乗するのは今週限りで騎手生活にピリオドを打つ武幸四郎騎手。その手綱捌きも注目となる。

前走、シンザン記念3着のペルシアンナイト(牡3、栗東・池江寿厩舎)は、M.デムーロ騎手を背にCWコースで古馬1000万のシルバーポジーを1.1秒追走。大きく追い掛けた分、半馬身ほど遅れをとったが、その脚捌きは軽やかで、4F52.4-38.3-12.1秒を馬なりでマーク。うまくリフレッシュされて2度目の重賞にチャレンジする。

前走に続く騎乗となるM.デムーロ騎手は「調子はいいね。いい状態にありますよ。前走は内枠でスペースがなくなってしまったから。切れを生かせる馬場ならもっとやれると思います」と反撃へ気合十分。目下リーディングトップで、先週はゴールドドリームでフェブラリーSを勝利。ちなみに母の兄はゴールドドリームの父で先日急逝したゴールドアリュールという血統背景を持っている。