【弥生賞】3連勝狙うダイワキャグニー「調教の動きがダイナミックになってきた」

ダイワキャグニー

1日、弥生賞(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、セントポーリア賞1着のダイワキャグニー(牡3、美浦・菊沢厩舎)は、菊沢隆徳調教師を背に南ウッドチップコースで追われ、6F81.2-65.8-50.8-37.4-12.7秒をマークした。

【菊沢隆徳調教師のコメント】
「前走は新馬勝ちと同じコース条件でしたし、馬の状態も上がっていたので強いメンバー相手にどんな競馬をしてくれるか楽しみにしていましたが、期待通りの走りを見せてくれました。競馬を覚えてきて折り合いがついていましたし、抜け出してからもしっかりしていて十分な内容でした。中間は在厩調整で進めてきました。前半はレースの疲れを取ることに専念して、その後は弥生賞を目標に調教を強化しつつ右回りコースを克服できるようなメニューを消化してきました。

先週ジョッキーを乗せて3頭併せでしっかりやっていますし、今週は人間の気持ちを汲み取って走ってくれれば良いと思っていました。良い意味でトボけていましたし、最後までしっかりと良い動きでした。暖かくなって体が絞れてきましたし、調教の動きがダイナミックになってきました。心身共にまだ幼さはありますがしなやかな筋肉で良い馬体をしていますし、重賞でどれだけやれるか楽しみです」

前走、共同通信杯5着のディアシューター(牡3、美浦・高木登厩舎)は、大野拓弥騎手を背に坂路コースで追われ、4F52.7-38.0-25.0-12.5秒をマークした。

【高木登調教師のコメント】
「ビュッと切れる脚はありませんが、長く良い脚を使ってくれます。上手く立ち回れれば脚の使いどころひとつで好走できるのではないかと思っています。中間も順調にきています。レースでは前半からあまり行かせないようにして、リズム良く走らせてどこまでやれるかだと思っています」

ディアシューター

自己ベストタイをマークしたディアシューター(右)