【アルマクトゥームチャレンジ・R3】ラニは後方のまま6着に完敗

ラニ

3月4日(土)、アラブ首長国連邦・ドバイのメイダン競馬場で行われたアルマクトゥームチャレンジ・ラウンド3(G1)(北半球産馬4歳以上、南半球産馬3歳以上 1着賞金:24万米ドル ダ2000m)に日本からラニ(牡4、栗東・松永幹厩舎)が出走。スタートから行きっぷりが悪く、鞍上のR.ムーア騎手が懸命に促すが、離された最後方からの競馬を余儀なくされ、勝ったロングリバー(牡7、UAE・S.ビン・ガデイヤー厩舎)からは大きく離された6着に敗れた。

また、同日に行われたマハブアルシマール(G3)(3歳上 1着賞金:12万米ドル ダ1200m)にはディオスコリダー(牡3、栗東・高橋忠厩舎)がA.アッゼニ騎手を背に出走。古馬を相手に先団に取り付く健闘を見せたが、9頭立ての7着に敗れた。勝ったのはモラウィジ(セ7、UAE・D.セルヴァラトナム厩舎)。

ラニが出走したアルマクトゥームチャレンジ・ラウンド3は8頭立てで行われ、昨年のUAEダービー優勝、米クラシック3冠にフル参戦してベルモントSで3着に入った実績から現地でも注目の存在だったが、スタートで後手を踏み、そこからの行き脚も付かず最後方に置かれる展開。全く見せ場がないまま、直線でバテた馬を2頭交わしただけでゴール。不安の残る今年初戦となってしまった。

ラニの次走について、3月25日(土)に行われるゴドルフィンマイルは招待済みで出走可能だが、ドバイワールドCは現在選出待ちの状況となっている。

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