【ファルコンS】ライズスクリュー好ムード「このくらいの距離の方が良さそう」

ライズスクリュー

15日、ファルコンS(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、春菜賞1着のライズスクリュー(牝3、美浦・小野次厩舎)は、横山和生騎手を背に南ポリトラックコースで追われ、5F71.0-54.7-39.7-12.3秒をマークした。

【小野次郎調教師のコメント】
「今週もいつも通りの動きですし、変わりなく順調にきています。転厩当初はイライラしてテンションが高かったですけど、環境に慣れてきてそういう面がなくなってきました。前走は、そういう慣れと距離短縮がハマッたかと思います。最初は長い距離が良いかと思って使っていましたが、このくらいの距離の方が良さそうです。あとは輸送がどうかですけど、福島で経験しているので大丈夫だろうと思います」

前走、シンザン記念14着のコウソクストレート(牡3、美浦・中舘厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F70.0-54.1-39.4-13.4秒をマークした。

【中舘英二調教師のコメント】
「前走は輸送はクリアしましたが、初めての競馬場で気持ちが舞い上がってしまいましたね。道悪も合いませんでしたし、かかってしまって力を出し切れませんでした。あれが能力ではないと思っています。この中間はハミを替えたりメンコを着けたり工夫していますが、稽古での動きも良くなっています。ゲート練習もしていますし、競馬でも稽古通りの走りが出来ればと思っています」

コウソクストレート

前走、3歳500万下(2/26・中山・芝1200)1着のジャッキー(牡3、美浦・高橋祥厩舎)は、内田博幸騎手を背に坂路コースで追われ、4F52.8-37.9-24.7-12.5秒をマークした。

【高橋祥泰調教師のコメント】
「新馬戦後は、骨折の影響でレース間隔があきました。前走はマイルか1200を使うかで迷って結果的に1200を使いましたが、スタートを決めて流れに乗って終いもしっかり脚を使って、と申し分のない内容の競馬をしてくれました。最終追い切りに乗った内田騎手も好感触を掴んでくれたようですし、馬の状態は良いと思います。東京と中京の違いがあるので何とも言えないところはありますが、左回りの1400で結果を出していますし今回も楽しみです」