13年の最優秀3歳牝馬メイショウマンボは阪神牝馬Sがラストラン

メイショウマンボ

武幸四郎騎手にとって7年ぶりのG1勝利となったオークス

2013年のオークス、秋華賞、エリザベス女王杯を制したメイショウマンボ(牝7、栗東・飯田祐厩舎)が4月8日の阪神牝馬Sを最後に引退、繁殖入りすることが明らかとなった。

メイショウマンボは2012年11月に京都でデビューして新馬戦を快勝。続く阪神JFは10着と重賞の壁にぶち当たったが、年明け初戦の紅梅Sで2着に入りオープンでも通用することを証明すると、こぶし賞、フィリーズRを目の覚めるような末脚で快勝。桜花賞は10着と不発に終わるも、オークスでは中団から力強く伸びてG1初制覇。秋には秋華賞、エリザベス女王杯を勝って、この年の最優秀3歳牝馬に輝いた。

古馬になってからは4歳春のヴィクトリアMで2着に入ったものの、その後は不振に陥って現在20連敗中。近10戦は2ケタ着順で、最後のレースで意地を見せることが出来るか注目される。

馬主は松本好雄氏、生産者は浦河町の高昭牧場。馬名の意味由来は「冠名+父名の一部」。

  • メイショウマンボ
  • (牝7、栗東・飯田祐厩舎)
  • 父:スズカマンボ
  • 母:メイショウモモカ
  • 母父:グラスワンダー
  • 通算成績:30戦6勝
  • 重賞勝利:
  • 13年エリザベス女王杯(G1)
  • 13年秋華賞(G1)
  • 13年優駿牝馬(G1)
  • 13年フィリーズR(G2)

メイショウマンボ

秋華賞では兄・豊騎手とワンツーフィニッシュを決めた