【高松宮記念】一躍台頭のメラグラーナ「この感じをキープしてレースへ」

メラグラーナ

16日、高松宮記念(G1)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走のオーシャンSで重賞初勝利を挙げたメラグラーナ(牝5、栗東・池添学厩舎)は、大下騎手(レースは戸崎騎手が騎乗)を背に栗東坂路で追われた。時計は計測不能だった。

池添学調教師は「今週は馬なり。エラーでしたが、ジョッキーは57秒ぐらいと言っていました。手応えは良かったですよね。レース後の回復が早かったし、体もすぐに戻りました。もう強い調教は必要ないでしょう」と、引き続き順調ぶりをアピールした。

続けて「来週はガス抜き程度でいい。この感じをキープしてレースへもっていきたい」と、調整プランも語っており、この馬の力を引き出せるよう細心の注意を払っていく。

南半球産で軌道に乗るまでは遅れを取ったが、昨夏から1200m戦に専念し始めたのと同時にメキメキと力を付けて一気に台頭してきた。大本命不在と言われている今回、メンバー屈指の勢いそのままに戴冠となるか。