【青葉賞】ダービーの切符をかけて名手と2騎で挑む友道康夫厩舎

トリコロールブルー

軽快なフットワークを見せたトリコロールブルー

26日、青葉賞(G2)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、スプリングS5着のトリコロールブルー(牡3、栗東・友道厩舎)は、CWコースで助手を背にCWコースへ。馬の行く気に任せ、道中ゆったりとしたラップから終い徐々にピッチを上げて、6F85.5-69.3-53.6-39.7-12.3秒でフィニッシュ。

そして、前走、ゆきやなぎ賞で2勝目を挙げたポポカテペトル(牡3、栗東・友道厩舎)は、助手が跨がって坂路での単走追い。こちらも馬なりの手応えでリラックスした走り。タイムは4F55.1-40.3-26.6-13.6秒を計時した。

トリコロールブルーについて友道康夫調教師は「前走は枠が外で、道中も外々を回って4コーナーも膨れるような感じ。不完全燃焼でしたが、それでも差を詰めてきました。左回りは相性もいいし、今週は単走でサッとやりましたが動きも良かった。権利を取って広い舞台で走らせたいですね」とコメント。

ポポカテペトルについては「この馬は距離が延びても良さそうな感じで、阪神の2400mよりも東京の2400m。それ以上あった方が良さそうなスタミナを持っていると思います。長くいい脚を使うので、長い東京の直線を生かして、何とか2着までに入ってもらいたい」と好感触を口にする。

トリコロールブルーの鞍上は昨年のリーディングジョッキー・戸崎圭太騎手。そして、ポポカテペトルの鞍上には惜しくも2位に泣いたC.ルメール騎手と東西の名手がスタンバイ。混戦といわれる牡馬クラシック戦線に新星誕生となるか、その手綱捌きが注目となる。