【ヴィクトリアM】更に上昇ミッキークイーン「まだ成長が期待できる」

ミッキークイーン

4日、ヴィクトリアM(G1)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、阪神牝馬S1着のミッキークイーン(牝5、栗東・池江寿厩舎)は、助手を背にCWコースで3歳未勝利のビートフォーセールに胸を貸して6F83.2-67.3-52.7-38.5-11.8秒をマーク。1秒先行したパートナーを楽に捕まえると一気に3馬身突き放してゴール。久々をひと叩きされ、まさに弾けんばかりのフットワークを見せた。

この動きに「追い切りの動きは抜群に良かったですね。前走時もいいと思ったけど、反応がさらに良くなっていました。カイバもしっかり食べてくれてますし、体もふっくらと見せている。まだ成長が期待できると思います」と岩崎調教助手のトーンも上がる。

昨年はこのヴィクトリアマイルで2着、秋はエリザベス女王杯で3着、有馬記念で5着と2冠を制した女王らしさを見せたものの、勝鞍を挙げることは出来ず、やや消化不良の1年となったが、今年は幸先良く初戦の阪神牝馬Sを快勝。昨年2着のリベンジを果たし、3つ目のG1タイトルを手に入れる。

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