【日本ダービー】待ち焦がれた舞台スワーヴリチャード「このレースが1番の目標」

スワーヴリチャード

内で先着を果たしたスワーヴリチャード

日本ダービー(G1)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、皐月賞6着のスワーヴリチャード(牡3、栗東・庄野厩舎)は18日、CWコースで古馬1000万のスワーヴアーサーを1秒1追いかけて直線は進路を内へ。四位洋文騎手のアクションに応えてグイグイ差を詰め、アタマ差交わしたところがゴール。6F81.0-64.7-49.9-36.4-11.7秒を計時した。

「1週前なんである程度は負荷をかけてしっかり時計を出そうという指示でやりました。体もうまく使えていたし、いい併せ馬ができました。このレースが1番の目標だったし、順調にステップを踏んできてるよ。来週はボクが乗らずに厩舎で調整でいいんじゃないかな。ジョッキーが跨るとスイッチが入るからね。これまでの内容からも東京コースに変わるのはいいし、2400mも大丈夫ですよ」と四位騎手の舌も滑らか。勝てばダービー3勝目となる。

前走、皐月賞9着のカデナ(牡3、栗東・中竹厩舎)は17日、福永祐一騎手が手綱をとってCWコースで単走追い。軽やかなフットワークで6F84.8-68.6-53.6-39.2-12.4秒をマークした。

白倉調教助手は「皐月賞はいつもと違う競馬にもなったのもあるけど、少しモタモタして反応しきれなかった。いつもウチの厩舎は当週までびっしりと攻めるんだけど、前走は1週前までハードにやって当週が軽め。その影響があったのかも。もちろん、今回はしっかり攻めていきます」と反撃へ牙をむく。ダービーとの関連性も強い弥生賞の勝ち馬。もちろん侮れない存在だ。

カデナ