皐月賞に続く２冠に挑むアルアイン

5月28日(日)、2回東京12日目10Rに行われる第84回 日本ダービー(G1)(3歳牡牝 国際 指定 定量 芝2400m)の枠順が確定した。

皐月賞馬アルアインは4枠7番から2冠を目指す。9番人気だった皐月賞は好位につけ、直線の叩き合いをクビ差で制した。勝ち時計はコースレコードタイの1分57秒8。抜群の勝負根性と高速決着への強さは証明しており、コンビを組んで2戦2勝の松山弘平騎手とも相性抜群だ。

3頭出しの池江寿厩舎勢では、皐月賞2着のペルシアンナイトが6枠11番に入った。皐月賞は向こう正面で後方から進出し、直線で先頭に立ちながら2着に惜敗。1コーナー、3コーナーでゴチャつく場面もあった。東京コースは昨年10月のアイビーSでオークス馬ソウルスターリングを上回る、上がり33秒9の末脚を繰り出した経験を持つ。戸崎圭太騎手との新コンビで逆転を狙う。

同厩舎で3枠6番のサトノアーサーも素質は互角。前走の毎日杯は、皐月賞を勝ったアルアインの2着に追い込んだ。早い段階からダービーに照準を合わせてきたディープインパクト産駒で不気味な存在だ。

アルアインと1番人気を争う形となりそうなアドミラブルは試練の8枠18番に決まった。前走の青葉賞は出遅れて最後方からレースを進めたが、早めの仕掛けで快勝。主役候補に躍り出た。デビュー戦こそ9着に敗れながら、ノドの手術による休養を挟んだ2戦目から圧巻の3連勝。2400mの距離も2度経験済みで、青葉賞馬のダービー初制覇なるか注目が集まる。

皐月賞5着のレイデオロが6枠12番。ルメール騎手と藤沢和厩舎のコンビは先週のオークスに続く2週連続G1制覇を狙う。同6着のスワーヴリチャードは2枠4番に決定。共同通信杯を制した東京コースで前進が見込める。プリンシパルSをレースレコードで快勝したダイワキャグニーは7枠15番に入った。

馬券は26日(金)よりウインズ後楽園・ウインズ新宿・ウインズ難波・ウインズ梅田にて前々日発売、27日(土)より全国のウインズ・競馬場にて発売が行われる。発走は15時40分。枠順は以下のとおり。

※枠－馬番 馬名 斤量
(性齢、所属、調教師、騎手)の順に表記

1－1 ダンビュライト 57
(牡3、栗東・音無、武豊)

1－2 アメリカズカップ 57
(牡3、栗東・音無、松若)

2－3 マイスタイル 57
(牡3、栗東・昆、横山典)

2－4 スワーヴリチャード 57
(牡3、栗東・庄野、四位)

3－5 クリンチャー 57
(牡3、栗東・宮本、藤岡佑)

3－6 サトノアーサー 57
(牡3、栗東・池江寿、川田)

4－7 アルアイン 57
(牡3、栗東・池江寿、松山)

4－8 トラスト 57
(牡3、栗東・中村、丹内)

5－9 マイネルスフェーン 57
(牡3、美浦・手塚、柴田大)

5－10 ベストアプローチ 57
(牡3、栗東・藤原英、岩田)

6－11 ペルシアンナイト 57
(牡3、栗東・池江寿、戸崎)

6－12 レイデオロ 57
(牡3、美浦・藤沢和、C.ルメール)

7－13 カデナ 57
(牡3、栗東・中竹、福永)

7－14 ジョーストリクトリ 57
(牡3、栗東・清水久、内田博)

7－15 ダイワキャグニー 57
(牡3、美浦・菊沢、北村宏)

8－16 キョウヘイ 57
(牡3、栗東・宮本、高倉)

8－17 ウインブライト 57
(牡3、美浦・畠山吉、松岡)

8－18 アドミラブル 57
(牡3、栗東・音無、M.デムーロ)

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。