【安田記念】マイルにも手応えレッドファルクス「驚かされることに驚かないように」

レッドファルクス

31日、安田記念(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、京王杯SC1着のレッドファルクス(牡6、美浦・尾関厩舎)は、助手を背に南Dコースで追われ、5F64.3-49.6-36.6-12.6秒をマークした。

【尾関知人調教師のコメント】
「競馬を使った後なのであまりやり過ぎないように、ということと、今回は距離が延びるので負荷をかけなければ、ということで、バランスの良い追い切りが出来ればと思っていました。先行した馬がかかり加減になって思ったより前半は離れる形になりましたが、時計的にもしっかりやれましたし動きも悪くなかったと思います。前走は他馬より斤量を背負っていましたし馬場の悪いなかどんな競馬が出来るか、というのはありましたが、1400にしてはスローの流れのなかでこの馬らしい終いのパワフルな伸びを見せてくれて、改めて強い馬だなと思いました。

前走の結果次第で安田記念に向かうかどうか考えていましたが、馬が100点回答を出してくれましたし前走の感じからは折り合い面はクリア出来ると思います。あとは根本的な距離適性にかかってくると思いますし、ここでは挑戦者の気持ちです。ジョッキーは前走でハミの当たる感触など気になるところがあったようですし、その辺りはこの中間で厩舎サイドでも確認しています。元々ダートのオープン特別を使った後に芝の速い時計でCBC賞を勝ってその流れでG1を勝ったり、こちらが思っていた以上に驚かせてくれます。驚かされることに驚かないようにしようかと思っていますし、今回も頑張ってもらいたいです」