【鳴尾記念】3年ぶりの重賞Vへ マイネルフロスト「上積みを考えれば楽しみ」

マイネルフロスト

31日、鳴尾記念(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、新潟大賞典2着のマイネルフロスト(牡6、美浦・高木登厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F68.4-53.2-38.4-13.1秒をマークした。

【高木登調教師のコメント】
「前走はブリンカー効果もあったのか、よく頑張ってくれましたね。これが良いキッカケになってくれればと思います。以前に阪神コースの外回りを経験していますし、コース条件は問題ありません。常識的に考えれば使って良くなるタイプですし、前走は休み明けであれだけ頑張ってくれたので上積みを考えれば楽しみです」

前走、谷川岳S5着のミュゼエイリアン(セ5、美浦・黒岩厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F52.2-38.4-12.6秒をマークした。

【黒岩陽一調教師のコメント】
「出走できそうなレース選択になるので、例年の傾向から鳴尾記念を視野に入れていました。前走は去勢後2戦目で落ち着きが見られましたし、先行してどれだけ脚を使えるかをテーマに競馬をしました。最後は切れ負けしましたが、良い内容だったと思います。先週まで稽古をしっかりやってきていますし、今日の追い切りも下ろし駆けからリズムが良く雰囲気も良かったです。申し分のない現状ですが、あえて言えば去勢した分の減った体が戻り切っていない感じはします。あと10キロくらい増えてほしいのは、今後の課題ですね。距離はマイルから2000くらいまでが守備範囲だと思います。今回は2000でもコーナーを4つ回るコース形態ですし、前走同様の競馬が出来ればと思っています」

ミュゼエイリアン