【マーメイドS】格上挑戦も実績十分アースライズ「うちのもレースは上手」

7日、マーメイドS(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、賢島特別1着のアースライズ(牝5、栗東・矢作厩舎)は、坂井瑠星騎手を背に坂路を単走で追われ、4F53.0-37.3-24.2-12.1秒を馬なりでマーク。長期休養明けの前走を快勝し、そこからジックリと間隔を開けられて、うまくリフレッシュがなされている。

「体重の軽いジョッキーを乗せていたとはいえ、調教は動きましたね。いい状態できていますよ。脚元を気遣いながらの調整という面はありますが、ここまでは順調ですね。重賞でハンデは少し見込まれたかな。ただ、コレといったメンバーもいないし、うちのもレースは上手ですから」と安藤調教助手は色気たっぷりに話す。形の上では格上挑戦だが、フラワーC2着、愛知杯3着、オークス4着など実績は十分。一発ムードがプンプン漂う。

前走、下鴨S7着のプリメラアスール(牝5、栗東・鈴木孝厩舎)は、酒井学騎手が跨がって、古馬500万のデュールワイルズを相手にCWコースで併せ馬。直線で一杯に追われるとパートナーを一気に突き放して6F79.4-64.8-51.1-38.4-12.3秒の好タイムで2秒近く先着を果たし、自分の力を出せるデキには仕上がっている。

鈴木孝志調教師は「レースと同じイメージで先行させて後ろからつつかせる形でやりました。ただ、相手がちょっと動かなさすぎちゃったね。ま、動きは良かったし、状態はいいと思います。近走はバテたというよりは精神面だと思う。この条件は合うと思うし、最後まで集中して走って欲しいですね」と攻めを強化しての激走に期待を寄せている

前走、烏丸S7着のキンショーユキヒメ(牝4、栗東・中村厩舎)は、助手を背にCWコースで単走追い。終い一杯に追われると鋭い加速を見せて6F85.2-69.2-53.7-38.8-11.6秒を計時。また、前走、パールS9着のショウナンバーキン(牝7、栗東・中村厩舎)は、助手が手綱をとって坂路で単走、終い一杯に追われて4F54.0-38.6-24.7-12.0秒をマーク。ともに終い重点とはいえ、素軽いフットワークでゴールを駆け抜けた。

管理する中村均調教師は「どっちもこのぐらいの条件が合ってる馬だし、格上挑戦させることに。まぎれのある重賞だし、一発狙いたい気持ちはもってるよ。 ただ、追い切りがなあ。先週にもしっかりやってるから大丈夫だとは思うけど、2頭とも軽くなりすぎた気もするからな。条件馬にしたらハンデも見込まれた感じもあるし…。期待と不安が半々かな」と一定の評価はするものの、トーンはやや低め。本番での変わり身が期待される。