2歳戦絶好調のマイネル勢、マイネルサイルーンが差し切り勝ち…東京新馬

マイネルサイルーン

6月24日(土)、3回東京7日目5Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、津村明秀騎手騎乗の10番人気・マイネルサイルーン(牡2、美浦・清水英厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:35.9(良)。

2着にはクビ差で1番人気・ミュージアムヒル(牝2、美浦・古賀慎厩舎)、3着には2馬身半差で3番人気・スピリットワンベル(牡2、栗東・牧田厩舎)が続いて入線した。

好スタートを切ったクリノモリゾがハナに立つ。レッドガーランドは大出遅れで最後方。2番手にはスピリットワンベル。マイネルサイルーンやミュージアムヒルは先行集団の内、外を追走。
直線ではスピリットワンベルが早々と先頭に立ち、押し切り態勢。内にいたマイネルサイルーンが外に持ち出して急追、好位から大外からミュージアムヒルが追い込み、最後はクビ差でマイネルサイルーンが先着。初勝利を挙げた。

勝ったマイネルサイルーンの近親には00年に障害重賞2勝を挙げたテイエムダイオーや96年マーチSで2着があるプレミアムプリンスがいる。

馬主は株式会社サラブレッドクラブ・ラフィアン、生産者は新ひだか町の小野秀治氏。馬名の意味由来は「冠名+虹(タイ語)」。今年の2歳戦において株式会社サラブレッドクラブ・ラフィアンは5勝目を挙げた。

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【レース後コメント】

1着 マイネルサイルーン(津村騎手)
「今日初めて乗りましたが、カッとなりそうな感じがあったのでその辺りに注意して乗りました。競馬が上手ですし、どんな形でも走れそうです。抜け出してからフワッとしていましたし、まだ余裕がありました。距離はこのくらいで良さそうです」

2着 ミュージアムヒル(北村宏騎手)
「最後も伸びていますが、前を捕らえ切れませんでした。軽い走りをしますし、良い馬ですよ」

3着 スピリットワンベル(木幡巧騎手)
「センスが良いですね。良い位置を取ることが出来ました。少し仕掛けが早かったかもしれませんが、ジワッとスピードを上げていくタイプだと聞いていたのでそういう乗り方をしました。1回使って良くなってくると思います」

4着 モカチョウサン(吉田豊騎手)
「ハミを取るとカッとなると聞いていたので、折り合い重視で運びました。道中に右に張るところもありましたが問題ありませんでしたし、今日は溜めて終いを伸ばす競馬が出来て良かったと思います。使って良くなると思います」

5着 シェーナ(石川騎手)
「センスのある走りを見せてくれました。先々はダートでも良さそうですが、まずはこういう条件で頑張ってくれればと思います。スタートは速くありませんでしたが、二の脚でカバー出来ましたし新馬戦のペースだったのでついていけました。これから競馬を使っていけば、もっと流れに乗れるようになってくると思います」

  • マイネルサイルーン
  • (牡2、美浦・清水英厩舎)
  • 父:キャプテントゥーレ
  • 母:ジャックカガヤキ
  • 母父:デインヒル

マイネルサイルーン
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