研究員・次走の狙い馬

トピックス

アドマイヤスワット・岩田騎手(牡2、栗東・橋田厩舎)
12月15日 5回阪神5日目 2歳未勝利(市) ダ1800m 3人気1着

坂路で好時計を出して臨んだデビュー戦は見せ場もない9着。
まだ時間が掛かるかと思っていたが、ダート替わりでまさに一変した。
勝ち時計1.53.8が前週の古馬1000万を凌ぐ快時計であることもさることながら、道中平均的なラップを刻んでラスト3ハロン12.9-12.3-12.1という推移が秀逸。これでは後続が2.5秒離れるのも無理はない。
ダート替わり緒戦のド派手な勝ちっぷりは父クロフネを彷彿とさせるもの。
次走以降も目が離せない逸材の誕生だ。

シルクビッグタイム・岩田騎手(牡2、美浦・久保田厩舎)
12月16日 5回阪神6日目 2歳新馬(混) ダ1200m 3人気1着

こちらはダート短距離界の新星か?
勝ち時計1.12.3は、前週の古馬500万を軽く上回り、同日の2歳500万より0.5秒速い。
しかも、この時計をほとんど馬なりでマークしたのだから恐れ入る。
近親にゼンノロブロイがいる良質牝系だけに、今後の成長にも期待大。
どんな路線を歩むかも含め、今後の注目株の登場と見ていい。

エーソングフォー・戸崎騎手(牝2、栗東・森厩舎)
12月16日 5回中山6日目 フェアリーS(JpnⅢ) 芝1200m 6人気4着

前半3ハロン32.9秒は、過去5年の同レースでも類を見ない猛ラップ。
今開催の芝1200mでもダントツで速いラップであった。
必然的に前に行った組は壊滅。1番人気に推されたメイビリーヴ(9着)も例外ではない。
そんな殺人ラップを3番手から粘ったのが本馬。
これが初芝、しかもキャリア3戦目ということを考えれば、大健闘の一戦だった。
次走、自己条件出走なら楽勝できる。