穴ズバッ 古川幸弘

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古川幸弘の穴ズバッ!

パドック解説でお馴染みの相馬眼だけではなく、美浦の地獄耳という異名どおりに聞き屋としても有名な当人。築き上げた超人脈を駆使し、五感とツボを刺激する穴馬をズバッとお届けします。

土曜 穴ズバッ!


平成21年12月26日(土)

デキは前走以上!ここでアノ馬が決める

騎手のリーディング争いもいよいよ大詰めを迎えた。12月20日現在で、1位内田博・145勝。2位武豊・136勝。今開催の1週目には2位武豊に5勝差まで詰め寄られたが、ここ2週で突き放し、その差は9勝差。内田博騎手のトップはほぼ確定だろう。もうひとつ注目したいのが、年間騎乗数。先週で955回となり、岩田騎手がもっていた952回(平成18年)を更新。まさに乗りも乗ったり、勝ちも勝ったりといったところだ。今週も彼の騎乗馬には注目したい。振り返れば今年初めてのG1・フェブラリーSをサクセスブロッケンで勝った。最後の大一番、有馬記念も内田博騎手がキッチリ締めくくるのか興味は尽きない 。

本日の土曜穴ズバッは中山8Rに出走する2枠4番ヤマニンバッスル。1000万に昇級していきなり差のない4着。すでにメドが立ったという以上の走りを見せている本馬。「前走は完全な展開のアヤ。負けたといっても中身の濃い競馬をしているし、力をつけているのは間違いない。この中間ちょっと馬が硬くなったけど、間隔を取って調整したので、もう完全に持ち直している」と厩舎サイド。人気が割れるだけに、馬券的に妙味は十分ある。

相手は⑨オウロプレット⑪ダイバクフの2頭が本線。⑦ロードイノセント⑮エーシントゥルボー①ベルモントサーガまでが押さえ 。