- 2月25日 中山11R 中山記念(G2)
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お宝馬☆ドーブネ(10人気) 2着
条件好転の大穴を見抜いた!
- 2月11日 東京11R 共同通信杯(G3)
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お宝馬☆ジャスティンミラノ(4人気) 1着
2週連続で勝ち馬を指名!
復活の兆し
2010/3/27(土)
復活の兆し
2010/3/27
【中山10R 利根川特別 ダ1800m】
注目馬 ⑪プラチナメーン(牡5、栗東・森厩舎、松岡騎手)
注目度大のレースが東西で行われるが、馬券ではここが勝負目。人気薄の狙い馬がいる。それが⑪プラチナメーンだ。
能力の元値が高い。1000万下でボランタスのクビ差2着、札幌戦でクリールパッションと0秒2差の2着、フサイチセブンの0秒2差2着という実績があり、重賞勝ち負け級と接戦を続けていた。この札幌戦の反動もあってか、その後スランプに陥ってしまったが、前走は先行して良い手応えのまま、内で詰まってしまって下がるという不完全燃焼の競馬になっていた。ただ行きっぷりや手応えには復調が見えており、今回はそろそろという気配を感じた。
血統は典型的な米国配合のダート馬で、良馬場でかつ坂のために馬力を求められる中山は、何よりの舞台だろう。さしたる先行馬が見当たらないため楽なペースになりそうで、新コンビの松岡騎乗で強気の競馬なら、押し切りが期待できる。
相手本線は⑨キッズアプローズ、⑭リアルディール、②トップキングダム。以下④ワーズワース、⑩マサノウィズキッド、⑫レアメタルまで。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。