「血統分析」に心血を注ぐこと数十年。東大卒の頭脳と豊富な経験によって完成した独自の理論から導いた自信の『本命馬』と、一発逆転の可能性を秘めた『お宝馬』を披露する。
直近の血統激走馬
- 2月25日 中山11R 中山記念(G2)
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お宝馬☆ドーブネ(10人気) 2着
条件好転の大穴を見抜いた!
- 2月11日 東京11R 共同通信杯(G3)
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お宝馬☆ジャスティンミラノ(4人気) 1着
2週連続で勝ち馬を指名!
【帆柱山特別】狙いは関東馬
2017/2/12(日)
月曜小倉11R 帆柱山特別(芝1200m)
◎本命馬 |
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②トーホウハニー 牝5、美浦・田中清厩舎、吉田隼騎手 |
中1日挟むことになってしまった。厩舎関係者にとっては、この1日のブランクの間のコンディションを保つのが大変だとお察しする。ただ、②トーホウハニーについてはあまり心配はいらないだろう。小倉入厩で追い切りも現地。1日空いたこともさほど堪えないだろう。
それでなくとも、冬の小倉、特に開幕週は関東馬が荒らしていく傾向がある。急坂の中山でも実績はあるが、切れは平坦コースの方がある。この馬の一族が得てしてそうだ。55キロは確かに楽ではないが、本命に期待する。
$お宝馬 |
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⑧バシレウスライオン |
昨冬の小倉の1200mで、マツリダゴッホ、キングカメハメハと並んで好走馬を多く出していた種牡馬がキンシャサノキセキだった。時計の出過ぎない芝も歓迎で、一発があればこれだろう。初ブリンカーにも期待。
相手上位は⑫アレスバローズ。あとは①クリノシャンボール。人気の⑤シゲルノコギリザメはやや距離が短すぎるので、押さえまで。④アドマイヤゴッドも連下まで。⑪ミキノドラマーも気になる。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。