水上学の血統トレジャーハンティング

土曜阪神11R アーリントンC(G3)(芝1600m)

◎本命馬
②ディバインコード
牡3、美浦・栗田博厩舎、柴田善騎手

開幕週とはいっても、ここから8週続く開催で、芝は長め、かつあまり時計が出ない柔らかい馬場を作ってくるはず。瞬発力はそれほど問われない。
また血統的にマイル向きとは思えない⑨ミラアイトーンが、武幸騎手ラストウィークのメモリアルを期待して売れるようだと、オッズ的にもおいしいレースとなりそうだ。

実績では③キョウヘイ、⑧ペルシアンナイトが上位だが、②ディバインコードもそれほど見劣らない。現3歳世代の能力の物差しになっている、時計的にハイレベルの京王杯2歳Sで離されたとはいえ3着。前走はレース直前に放馬するアクシデントがありながら、ハイペースを前前で運んで押し切り勝ち寸前のクビ差2着。勝ったナイトバナレットはNHKマイルCの有力馬に数えられるほどだ。

父マツリダゴッホの産駒は、マイルでのパフォーマンスが最も高く、アルマワイオリは同舞台の朝日杯で2着となっている。また母ツーデイズノーチスは、アネモネSを凄い末脚で突き抜けた未完の大器だった。人気馬と互角にやれる下地はある。

$お宝馬
⑤ジョーストリクトリ

京王杯2歳Sでは6着だったが、着差はディバインコードから0秒1差。中1週で6キロ増えてしまった次走は動けなかったが、絞れたなずな賞は出遅れながらキッチリ差し切った。母の父はリファール系キングヘイローで、そろそろ動いて来るはず。

相手上位は⑧ペルシアンナイト③キョウヘイ。押さえで⑫レッドアンシェル⑨ミラアイトーン⑦ナンヨーマーズ⑪ヴゼットジョリー