血統お宝レースはココだ!

初ダートで狙い撃ち

2009/10/10

京都7R 3歳上500万下 ダ1900m】
注目馬  ⑥フロムジオリエント(牡3、栗東・松田博厩舎、安藤勝騎手)

初ダートを狙うのは穴の鉄則。しかしただやみくもに狙えばいいというものではない。それ相応の条件が揃っていることがポイントだ。

この⑥フロムジオリエント、今回初ダートだが、好走できるだけの条件を持っている。まずは先行馬であること。初ダートの馬の最大の弱点は砂を被って戦意喪失することだ。その点、芝出逃げられるスピードがあれば、出遅れない限りはまず有利な位置からレースを進められる。

続いて当然ながら、ダート血統の要素があること。フロムジオリエントはブライアンズタイム産駒だが、ご存じのように近年のブライアンズタイム産駒はダートの方が出世するケースが目立ってきた。デピュティミニスター系の初ダートは狙いというのはかなり浸透してきたが、ブライアンズタイム産駒もまた、サクラビジェイ、ウインカーディナル、ワイルドワンダー、マコトスパルビエロ・・・と初ダートで激変している例には事欠かない。
また母はカーリアン×クリスタルグリッターズの配合で、ダート中距離で走れる要素が入っている。

アンカツが手放さずに引き続き手綱をとるのも興味深い。買うなら今回だ。

相手は実績ある⑨ロードイノセント、⑪サダムマンテン、⑬キャプテンマジン、穴で⑧ダンツクリスエス