- 4月7日 阪神11R 桜花賞(G1)
-
本命馬◎アスコリピチェーノ(1人気) 2着
土日の重賞まとめてゲット!
- 4月6日 中山11R ニュージーランドT(G2)
-
お宝馬☆ユキノロイヤル(9人気) 3着
2週続けて激走馬を大抜擢!
初ダートで狙い撃ち
2009/10/10(土)
初ダートで狙い撃ち
2009/10/10
【京都7R 3歳上500万下 ダ1900m】
注目馬 ⑥フロムジオリエント(牡3、栗東・松田博厩舎、安藤勝騎手)
初ダートを狙うのは穴の鉄則。しかしただやみくもに狙えばいいというものではない。それ相応の条件が揃っていることがポイントだ。
この⑥フロムジオリエント、今回初ダートだが、好走できるだけの条件を持っている。まずは先行馬であること。初ダートの馬の最大の弱点は砂を被って戦意喪失することだ。その点、芝出逃げられるスピードがあれば、出遅れない限りはまず有利な位置からレースを進められる。
続いて当然ながら、ダート血統の要素があること。フロムジオリエントはブライアンズタイム産駒だが、ご存じのように近年のブライアンズタイム産駒はダートの方が出世するケースが目立ってきた。デピュティミニスター系の初ダートは狙いというのはかなり浸透してきたが、ブライアンズタイム産駒もまた、サクラビジェイ、ウインカーディナル、ワイルドワンダー、マコトスパルビエロ・・・と初ダートで激変している例には事欠かない。
また母はカーリアン×クリスタルグリッターズの配合で、ダート中距離で走れる要素が入っている。
アンカツが手放さずに引き続き手綱をとるのも興味深い。買うなら今回だ。
相手は実績ある⑨ロードイノセント、⑪サダムマンテン、⑬キャプテンマジン、穴で⑧ダンツクリスエス。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。