- 2月25日 中山11R 中山記念(G2)
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お宝馬☆ドーブネ(10人気) 2着
条件好転の大穴を見抜いた!
- 2月11日 東京11R 共同通信杯(G3)
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お宝馬☆ジャスティンミラノ(4人気) 1着
2週連続で勝ち馬を指名!
外回りで変身
2009/8/30(日)
外回りで変身
2009/8/30
【新潟11R 新潟記念(GⅢ) 芝2000m】
注目馬 ④イケトップガン(牡5、美浦・石毛厩舎、柴田善騎手)
今年は人気馬に死角が多い。ホッコーパドゥシャは中間一時夏負けが伝えられ、ダイシンプランは人気先行で芝重賞では脆弱な4歳馬、デストラメンテは、新潟得意と言っても内回りばかり、エアシェイディは大不振のトップハンデに休み明け。人気どころで素直に手が伸びるのは、本来外回り向きのダンスアジョイと、1キロしか斤量が去年の勝利時より増えていないアルコセニョーラくらいのものだ。
ここは穴狙い。外回り向きの切れを持つ④イケトップガンで勝負。
阪神や新潟の内回りコースでまくり上げて勝つこともあるが、過去に新潟外回りや東京では上がり33秒台を連発して(最速33秒1)、上位に食い込んだ経験がある。特に上がりの出にくい中京の中日新聞杯で上がり33秒1を出したのは凄い。
父マヤノトップガンも現役時そうだったが、長い直線で次第に脚を速めて、トータルで上がりタイムを出すタイプ。一瞬の切れはないので、新潟の外回りに向く。おまけに母父サンデーサイレンスが、更に瞬発力を補う。 また中2週は過去4戦してすべて3着以内。しかも53キロ。食指はかなり動く。
相手筆頭は③ダンスアジョイ。母父トニービンが好走しやすいコースである。あとは同じトップガン産駒の⑤ホッコーパドゥシャ、⑪アルコセニョーラ、⑰トウショウシロッコ、⑫デストラメンテ。そして秘中の秘はタニノギムレット産駒の⑮ハギノジョイフル。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。