- 2月25日 中山11R 中山記念(G2)
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お宝馬☆ドーブネ(10人気) 2着
条件好転の大穴を見抜いた!
- 2月11日 東京11R 共同通信杯(G3)
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お宝馬☆ジャスティンミラノ(4人気) 1着
2週連続で勝ち馬を指名!
休み明けこそ走り時
2009/10/31(土)
休み明けこそ走り時
2009/10/31
【東京11R ブラジルC(OP) ダート2100m】
注目馬 ⑧フリートアドミラル(牡5、美浦・池上厩舎、柴田善騎手)
なかなか粒の揃ったオープン特別となった。しかし私が狙うのは、表面上やや格下と見られるであろう、⑧フリートアドミラルである。
まずこの馬、とにかく休み明けが一番走る。過去4戦3連対(デビュー戦除く)。また札幌の大沼Sでは、その後交流重賞で活躍しているアドマイヤスバルと叩き合い大接戦を演じている。もともと速い脚がないので、広い東京の2100mは願ってもない舞台。それはこの舞台で東京ダ2100巧者のジャンバルジャンを1秒近くちぎり捨てたことでも分かる。また斤量も55キロと軽い。条件は揃った。
血統的にはアフリート×ダンシングブレーヴ×シアトルスルーという、良質のダート中距離配合。アフリートが短距離種牡馬だと思ったら大間違いだ。
相手筆頭は当然昨年の覇者⑮マイネルアワグラス。⑯ダークメッセージは3番手評価だが、輸送に弱いという話もあり、当日の馬体重に注意。
あとは中3週が勝負ローテの③エプソムアーロン、コース実績ある⑨アドマイヤダンク、展開ハマれば怖い④メイショウサライ。
なお⑪ゴールデンチケットは距離に不安あり、頭なしの連下候補のはじっこ程度。⑦エーシンモアオバーは距離と3キロ増がイヤで、これも頭なしの低評価としたい。オッズ次第でソコソコつくなら押さえる程度。
個人的に全力買いしたいのは、意外とつきそうなフリートアドミラルの複勝だ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。