- 4月21日 東京11R フローラS(G2)
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本命馬◎アドマイヤベル(2人気) 1着
土曜も日曜もヒット連発!
- 4月20日 福島11R 福島牝馬S(G3)
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本命馬◎コスタボニータ(1人気) 1着
勝ち切る1頭をガッチリ評価!
舞台替わって変わり身一発
2009/12/26(土)
舞台替わって変わり身一発
2009/12/26
【中山8R 3歳上500万下 ダ1800m】
注目馬 ②モアザンスマート(牡3、美浦・伊藤圭厩舎、江田照騎手)
おことわりしておくが、このレース、本命は⑦ロードイノセントだ。シンボリクリスエス産駒は冬場の中山千八はとにかく走る。牝系も一流で、このクラスは勝てるだろう。そして、トレジャーホースとしてぜひ注目して頂きたいのが、この②モアザンスマートなのだ。
近2走、出遅れが続き、持てる力を発揮できなかったが、今回は意表を突いた距離延長。しかしこれはプラスに出る可能性が大。なにせ父スマートボーイは、当該コースでマーチS、北総S、アレキサンドライトSと3勝。息を入れつつ逃げられるコーナー4つのコースで、父譲りの巧者ぶりを発揮するとみた。
おまけに母父はジェイドロバリー。こちらも、どちらかというとオースミジェットのように中距離の方が出世するタイプ。多少の出負けも、この距離なら挽回できる。狙うなら、距離延長初戦の今回しかない。
同型脚質⑨オウロプレットもハナを主張するだろうが、共に控えても走れるタイプだけに、そうそうペースは上がらないし、キビしい展開にはならないだろう。
⑦ロードイノセントとの馬連、ワイドの②−⑦が本線。これに絞ってもいいが、馬連なら他には⑦から①ベルモントサーガ、④ヤマニンバッスル、⑨オウロプレット、⑫メイクアダッシュへ。3連単なら②モアザンスマートと⑦ロードイノセントとの2頭軸マルチで、ヒモに前記各馬にくわえて⑪ダイバクフと⑮エーシントゥルボーを追加した馬券はいかがだろうか。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。