新年あけましておめでとうございます【柴山雄一コラム】

柴山雄一

名馬、名手の里・笠松競馬から2005年にJRAへ移籍。美浦を拠点に活躍を続けるいぶし銀ジョッキー。不惑を迎えた現在、G1の頂きを目指し、奮闘する騎手人生、騎乗哲学を綴ります。


2023年もよろしくお願い申し上げます。

残念ながら年末年始と乗り鞍がなく、自分でも悔しい一年でした。ただ、ここ最近もまともに休んだのは正月くらい。追い切りなり仕事はしていました。今年は早く通算600勝を達成すること、とにかくもっとレースに乗りたいです。乗り鞍を増やしつつチャンスを掴みたい思いです。

土曜が自分の新年初騎乗となります。寿Sのメイショウボサツは前回の休み明けと違っていい感じでピリっとして戻ってきてくれました。もともと攻め駆けするタイプではありませんが、今週の動きはこの馬なりに良かったです。休み明けだとゲートを出てくれますし、ベストの中京コース。いい走りをしてほしいです。

日曜の新春Sはショウナンアレスに引き続き乗せていただきます。具合は良いと聞いていますし、前回より頭数も減っていますからね。前走以上を狙いたいです。

年始は以前ならば競馬にも所縁のある京都の藤森神社に行くこともあったのですが、今年は神社の相性診断みたいなものも活用して、違うところへ初詣に行ってみました。その甲斐があるといいですが。

そして、次週からは小倉に滞在することにしました。行ったり来たりすることもありますが、現状を変えられるよう心機一転、違ったことをしたいと思っていました。小倉には遊びに行く訳ではなく、体も鍛えたいもの。北海道以来にテニスに通ってもいいかなとも思っています。