調教ビフォーアフター馬
◎マリアエレーナ
(牝5 栗東・吉田厩舎)

好調時を彷彿とさせる動きを取り戻したマリアエレーナ。前走の大阪杯5着は中2週での出走となるため、今回は1分57秒4の破格タイムで5馬身差圧勝した小倉記念1着時との比較をご覧ください。

BEFORE (5走前:小倉記念1着)
1週前 栗東ウッド(良)
79.2 64.6 50.8 36.2 22.9 11.5 強め
AFTER (今回:鳴尾記念の中間調整)
1週前 栗東ウッド(良)
78.6 64.5 51.4 35.7 23.7 11.8 一杯

馬場状態や手応えに若干の差こそあれ、どちらも松山騎手が乗り栗東ウッドの5ハロン自己ベスト(64秒4)に迫る好時計。ここに来てメキメキ調子を上げてきた印象です。

小倉記念では後のG1馬ジェラルディーナに圧勝しているように、同馬は暑い時期を得意とするタイプ。特に6~8月時の成績で重賞1勝・2着1回を含む[3-1-0-0]と典型的な夏馬で、調教の動きから本来のデキを近づきつつある今回は巻き返しの警戒してください!