美味しい穴馬をお届けする『3つ星穴馬』のコーナー。

土曜日のシリウスステークス(G3、阪神ダ2000m)は、暮れのチャンピオンズカップ、東京大賞典への挑戦権をかけた戦い。

ここを勝たないことにはG1へ挑めない馬が多く、ハンデ戦も相まって、凄腕研究員たちも紛れる可能性大と見ています。さぁ、絶品の穴馬をご賞味ください。

本命じゃない。でも、美味い。

シリウスS・推奨穴馬

⭐⭐
ルクスフロンティア

📝 推奨理由

このレースの出走を見渡した時…。目下2連勝中、昨年はケンタッキーダービーに出走して5着と健闘したテーオーパスワードには一目置かねばならぬだろう。

メンバーで唯一重賞勝ちがあるブライアンセンスはトップハンデの58.5キロに加えて直近の2走が今ひとつ。ならば、このルクスフロンティアが好勝負になっていいのではないか。

阪神コースは1戦の経験しかないが、その1戦がリステッドの仁川Sで2馬身差の快勝。道中は好位でジッと我慢し、直線に入ると前の馬を交わして堂々先頭に立つ、9番人気の低評価がウソのような勝ちっぷりで、1戦のみと言えど、コース適性はかなり高いと言っていい。

その後の3走は案外も、一戦ごとに着順を上げてきており、勝ち馬との差は詰めてきている。ここで鞍上が仁川S快勝時に手綱をとっている武豊騎手にチェンジ。

武豊騎手とは相性抜群で5回騎乗して[3-0-1-1]。唯一の着外は芝の新馬戦でのもので、ダートに限れば勝率75%!すなわち満を持してのスイッチであり、このレースを獲りに来ている証だ。

さすがに仁川Sのような9番人気とはいかないだろうが、それでも近走の着順から美味しいオッズとなるはず。レジェンド・武豊騎手が最高の一皿を届けてくれるはずだ。

📌 総評

今年、阪神競馬場で行われたダートのレースは184鞍。そのうちシリウスSの舞台である2000mはわずか10鞍しか組まれていないレアな条件です。

レースの焦点はテーオーパスワードがどんなパフォーマンスを見せるのかでしょうが、阪神競馬場自体が初めてで、不安がないわけではありません。思わぬ好配当が待っているはずですよ。