皆様、こんにちは!この間、新型コロナワクチンの3回目を接種してきました。周りからは熱が出るよとか腕が上がらないよといったことを聞いていたので心配していましたが、熱は出ず、少し腕が痛いなというくらいで済みました。なかなか収まらないコロナですが、知らない恐怖からデータが集まり対応策が徐々にではありますが出てきていますので、もうしばらくの辛抱ですね。

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まずはサウジアラビアで日本馬がやってくれました。全てルメール騎乗で、まさにルメールマジックといったところでしたが、日本馬は世界最強の位置にいるということを証明できたとも思っています。しかし、馬場の違いや環境の違いで、日本最強でも世界最強ではなく、世界最強でも日本最強にはなれない環境となっています。特にオルフェーヴル産駒やステイゴールド産駒は世界に飛び出て活躍ができることからも、各国にJRA厩舎を設立し、欧州で何年か運営してみることで世界を獲れるのではないでしょうか。新しい試みを是非してもらいたいなと思いますね。

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日本では7人の調教師が引退となりました。名伯楽達の引退は寂しいものがありますが、同時に新たな可能性に期待を持てるのではないかと思います。引退の次には新しい騎手や調教師もデビューします。藤沢和厩舎から引き継いだ蛯名君がどんな馬を作るのかも非常に楽しみになっています。

そんな先週は阪急杯ダイアトニックにおっと驚かされました。1400mは得意距離だけに、今回は負けられないという思いもあったことでしょう。騎乗した岩田康君にとっては相棒クリノガウディーも出る中、こちらに乗ったことからも期待値が高かったのだと思います。それでも最後の調教までクリノガウディーも仕上げていた彼は、本当に馬に対して真剣に向き合い、1頭でも活躍できる可能性を広げようと一生懸命なことが今回の勝利に結びついたのではないでしょうか。まるで野球の野村再生工場のような岩田再生工場で、多くの馬が活躍できるように関わる姿を人はちゃんと見ています。

レースはスタート直後からいいポジションを取れたダイアトニックでしたが、外から被されたことでやや下げる形に。ここで、最後は内への進路を選ぶのだろうなと見ていました。そして迎えた直線で、やはり岩田康君は迷わず内へと入りました。脚がなければ入ることも非常に危険な進路ではありましたが、入るタイミングと狭い所でも追い続けられる騎乗技術を持っている彼だからこそのレースで勝利しました。2着にはトゥラヴェスーラが入りました。鮫島駿君からしても岩田康君が開けてくれたスペースを使うことができたので、狙い通りの競馬だったと思います。改めて素晴らしいレースでしたね。

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さて、先にも書きましたが新しい可能性がデビューをします。蛯名厩舎のスタートはどうなのか、新人騎手の技術はどうなのかと楽しみが多いです。小倉が終了し、中山・阪神の2場開催になりますので、お間違えなく。そんな中、土曜はオーシャンSとチューリップ賞、日曜に弥生賞(ディープインパンクト記念)が行われます。特に注目はチューリップ賞のメンバーになると思います。2歳女王サークルオブライフがここから始動してきます。あくまで前哨戦ということもあり結果はどうなるか分かりませんが、まだまだ同じようなレベルの馬が多いだけに、抜けた存在になれるかが分かるレースになるかもしれません。

個人的にこのレースで注目しているのはナミュールになります。ハービンジャーの当たり年ですし、若き阪神JFの苦い敗戦から少しでも大人になってくれていればと期待しています。その他ではウォーターナビレラにもチャンスがありそう。勢力図の変化はあるのか、とんでもない新人のデビューはあるのか。競馬新時代の幕開けです!