「自信はあった」ラリエットが好位から抜け出す…東京新馬

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11年10月10日(月)、4回東京3日目4Rでサラ系2歳新馬(芝1400m)が行なわれ、中谷 雄太騎手騎乗の10番人気・ラリエットが、好位追走からインのスペースを抜け出し快勝。勝ちタイムは1:24.5(良)。

2着には3/4馬身差で2番人気・シュガーヒル(牡2、美浦・国枝厩舎)、3着には1番人気・マスクオフ(牝2、美浦・和田厩舎)が続いて入線した。

勝ったラリエットの馬主は島田 久氏、生産者は日高の高柳 隆男氏。馬名の意味由来は「長いネックレス状のアクセサリー」。

1着 ラリエット(中谷騎手)
「人気はなかったけど、自信はあったんだよ。調教に跨り、これは走ると感じていた。ゲートが速く、小脚も利き、追ってからの反応も上々。気性も前向きで新馬向きだもの。外へ持ち出しても抜け出せる手応えはあったが、うまく前が開いてくれた。危なげのない勝利だったね。まだ伸びる余地があり、これからも楽しみ」

2着 シュガーヒル(国枝騎手)
「最初は周囲に気を遣っていたが、二の脚は速かったし、道中はリズム良く進んでいた。いい脚で追い詰めたのに。勝ち馬にいいところを抜けられてしまった。新馬勝ちできなかったのは残念だけど、能力はかなりあるよ」

3着 マスクオフ(蛯名騎手)
「前半に付いていけなかった。促せば挽回できたけど、かかる恐れもあったからね。直線の脚はしびれるものがあったよ。無事ならば、相当の出世が見込める」

4着 マックスガイ(柴田善騎手)
「しっかり仕上げていない段階。能力は高いよ。ダートも走りそう」

5着 ミルキーブロード(後藤騎手)
「リラックスして走っていた。内容は悪くない。血統的にも、脚が短くて開いて走る走法からも、ダートがいい。1300m、1400mあたりなら、すぐにチャンスがある」

9着 アリエスプランサー(松岡騎手)
「ノドの弱さに配慮し、無理にハミをかけなかった。そのうち踏ん張りが出てくると思うれが実力ではありません」

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ラリエット
(牝2、美浦・高柳厩舎)
父:メイショウボーラー
母:メイショウデンコー
母父:ジェイドロバリー


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