アーデントが単勝オッズ1.6倍の支持に応える…いちょうS

トピックス

11年10月22日(土)、4回東京6日目8Rでいちょうステークス(芝1600m)が行なわれ、横山 典弘騎手騎乗の1番人気・アーデントが優勝。勝ちタイムは1.39.0(不)。

2着にはハナ差まで詰め寄った4番人気・ピタゴラスコンマ(牡2、美浦・萩原厩舎)、3馬身離れた3着には5番人気・マイネルカーミン(牡2、美浦・中野栄厩舎)が入線した。

勝ったアーデントは、半姉に芝で4勝をあげているラフォルジュルネ(父スペシャルウィーク)がいる血統。未勝利からの連勝でオープン入りを果たした。なお、函館で2着に敗れたデビュー戦を含め、3戦連続で単勝オッズ1倍台の圧倒的な支持を集めている。馬主は有限会社 キャロットファーム、生産者は白老の(有)社台コーポレーション白老ファーム。馬名の意味由来は「熱烈な、激烈な、熱狂的な」。キャロットクラブでの募集総額は5000万円。

1着 アーデント(横山典騎手)
「かかっていたように見えたかもしれませんけど、ペースも遅かったし、あれぐらいは、かかったうちに入りません。流れを考えれば、ベストポジションでレースが出来ました。体の使い方がまだまだで、体が伸びてしまっているので、最後詰め寄られたのはその辺ですね。ただ、良いものは持っているので、今後課題を克服していって欲しいですね」

2着 ピタゴラスコンマ(三浦騎手)
「ハマッたと思ったんですけどね。普通なら勝っていたと思いますけど、勝ち馬にもうひと腰使われてしまいました。でもこの馬は上手に走っていますし、まだ競馬を覚えている段階なので、これからもっと良くなってきますよ」

3着 マイネルカーミン(松岡騎手)
「牧場で乗ったときから、良い馬だと思っていました。3コーナー過ぎくらいで、前が止まると思って控えましたけど、もっと行っても良かったかもしれません。距離は2000ぐらいでも良いと思います」

4着 ニシノスタイル(福永騎手)
「馬場の内側を走っていたらノメッたので、良いところを選んで乗りました。逃げなくても競馬が出来るタイプですよ。手応えの割りには伸びずバテずという感じでしたけど、よく頑張っていますよ」

5着 ニケ(田辺騎手)」
「行かない形を考えていたんですけどね。馬場の良いところを選んで走りましたが、やっぱり最後は下が悪かった影響がありました」

【このレースの全着順・払戻金はこちら】

アーデント
(牡2、美浦・加藤征厩舎)
父:ディープインパクト
母:グレイトフィーヴァー
母父:Kaldoun
通算成績:3戦2勝

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。