ダイワメジャー産駒・トーセンベニザクラが2連勝・・・赤松賞

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11年11月13日(日)、5回東京4日目9Rで赤松賞(芝1600m)が行なわれ、津村 明秀騎手騎乗の8番人気・トーセンベニザクラ(牝2、美浦・柴崎厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:34.5(良)。

2着にはハナ差で5番人気・パストフォリア(牝2、美浦・藤沢和厩舎)、3着には1番人気・トランドネージュ(牝2、美浦・松山康厩舎)が続いて入線した。なお、ダイワメジャー産駒が1.3着を占めた。

勝ったトーセンベニザクラは初勝利まで5戦を要したが、前走の未勝利戦に続き、これで2連勝。馬主は島川隆哉氏、生産者は日高のエスティファーム。馬名の意味由来は「冠名+紅桜」。

1着 トーセンベニザクラ(柴崎勇調教師)
「これが6戦目。小さな馬でも、状態は安定しています。だんだん精神面が落ち着き、レースが上手になってきました。大人になりつつありますね。まだゲートでうるさかったり、課題は残りますが、そのぶんも伸びる余地はたっぷり。オーナーとの相談のうえ、阪神ジュベナイルフィリーズに向かいたいと思います」

3着 トランドネージュ(I・メンディザバル騎手)
「リラックさせて運んでほしいとのオーダー。うまくいったと思ったが、最後は甘くなってしまった」

4着 ラフレーズカフェ(C・ルメール騎手)
「スタートで外へ逃げる若さを見せた。もっと伸びそうな手応えがあったけど、ちょっとワンペースな走りだったね。キャリアを積めば変わってくるだろう」

5着 コリーヌ(三浦騎手)
「外枠なのに器用に立ち回れた。追っての反応も上々。いいものを持っている」

6着 クイーンアルタミラ(松岡騎手)
「休み明けでイレ込んでいた。次は変わる」

7着 ハナズゴール(丸田騎手)
「坂で脚が上がりました。一瞬の決め手はあり、平坦向きなのかもしれません」

8着 ハイリリー(吉田豊騎手)
「緩く感じた前走よりも馬は良くなっていた。もっと流れれば、決め手を生かせたのに。内枠が災いした」

9着 ウイングドウィール(田中勝騎手)
「まだ瞬発力不足だけど、乗り味のいい馬。落ち着いて臨めたのも好感が持てる。使っていけば変わりそうだよ」

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トーセンベニザクラ
(牝2、美浦・柴崎厩舎)
父:ダイワメジャー
母:トーセンブリリアン
母父:ホワイトマズル
通算成績:6戦2勝

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