【マイルCS】リアルインパクト「輸送をこなせるか…」

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16日、日曜京都11レース・マイルチャンピオンシップ(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、毎日王冠2着のリアルインパクト(牡3、美浦・堀厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F66.7-52.2-38.5-12.5をマークした。

追い切りに関して、橋本助手
「先週目一杯に追ったので、今日は一杯に追ったわけではありませんが、5ハロンから終い強めの追い切りをしました。シャープな体で出走させたいので、いくらか負荷をかけたいと思っていましたが、十分な負荷をかけられたと思います」とコメント。

「前走は、ジョッキーは仕掛けが早かったかなと言っていましたが、この馬の競馬の形がハッキリしましたし、内容は良かったと思います。レース後はさすがに疲れもあって馬が硬くなった感じもありましたが、間隔が開いていますし、十分回復しました。春に比べて体重も増えましたし、強い調教をしてもピリピリすることなく、ドッシリと落ち着いています。
京都コースは初めてになりますが、不安視はしていませんし、枠順にもこだわりはありません。それよりも輸送をこなせるかですね。そこがクリア出来れば力は出せると思います。これまで良馬場でしか走っていないので、当日馬場が渋った場合がどうかということも気にはなりますが、スピードだけではなくパワーもあるので、こなしてくれると思います。調整はすこぶる順調ですし、良い仕上がりで何の不安もなくレースに向かえるのは良いですね。安田記念を勝ちましたが、今回の相手も強いですし、まだ挑戦者の気持ちですから、あとは本番で自分の競馬をするだけです」と、安田記念に続くマイルG1制覇に意欲を見せる。