武豊騎手のG1連勝記録は23年連続でストップ

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横山典弘の騎乗停止などにより、急遽、有馬記念の騎乗となった武豊騎手
未知の魅力を秘める3歳馬・レッドデイヴィスとのコンビで挑んだが、9着に終わった。レース後、ジョッキーは「折り合いもついたし、いい感じでレースができた。4角で勝ち馬に飲みこまれるように沈んでしまった。ちょっと距離は長かったかもしれないが、まだ3歳馬だし、能力は高いね」と淡々とした表情でレースを振り返った。

先日の阪神ジュベナイルFでは1番人気のサウンドオブハートに騎乗し3着などはあったものの、大舞台ではチャンスに恵まれなかった今シーズン。これで武豊騎手がデビュー2年目・88年から続いたJRAG1連勝記録も残念ながら23年連続でストップしてしまった。
29日の東京大賞典ではスマートファルコンに騎乗予定。パートナーとは、既に今年の帝王賞、JBCクラシックなどを制しているが、ダート総決算での巻き返しを狙う。

【レッドデイヴィスについて音無秀孝調教師のコメント】
「スローでも折り合ってはいたね。でも、上位勢とは足りない何かがあるんだろう。4歳になって、もうひと皮むけてほしいね」