【東京シンデレラマイル】12番人気・テイエムヨカドーが復活V

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12月30日(金)、大井競馬場で行われた南関東重賞・第5回 東京シンデレラマイル(S3)(3歳上牝、別定(重賞競走)、1着賞金:1,300万円、ダート1,600m)は、山田信大騎手騎乗の12番人気・テイエムヨカドー 57(牝7、船橋・渋谷博厩舎)が差し切り勝ち。勝ちタイムは1.40.6(良)。

2着にはアタマ差で3番人気・ハルサンサン 54(牝3、船橋・佐藤賢厩舎)、3着には1番人気・マニエリスム 56(牝3、船橋・川島正厩舎)がそれぞれ入っている。人気のショウリダバンザイ 58(牝4、大井・高岩孝厩舎)は脚を伸ばすも9着止まりだった。

レースは伏兵陣が引っ張りハイペース。3コーナーまではテイエムヨカドーは中団のラチ沿いを追走。直線に向いて、ハルサンサン、マニエリスムが抜け出しを図ったが、直線の中目に出したテイエムヨカドーが末脚一閃。先に抜けた2頭を鮮やかに差し切った。

テイエムヨカドーは中央時代、通算4勝を挙げた実績馬。一昨年の南関東移籍後も09年のクイーン賞ではユキチャンと競り合って2着になるなど、高いパフォーマンスをみせていたが、ここ一連はあと一押しの結果続き。約一年4ヶ月振りの勝利を南関東重賞初勝利で飾った。
同馬は馬主が竹園正繼氏、鹿児島県のテイエム牧場出身の九州産馬。九州産馬としては、現役トップクラスの実績を積み重ねている。馬名の意味由来は「冠名+良い(鹿児島弁)」。
なお、本田正重騎手の疾病により、直前に山田信大騎手に乗り替わり。見事、テン乗りに応える結果となった。

テイエムヨカドー
(牝7、船橋・渋谷博厩舎)
父:テイエムオペラオー
母:テイエムシンデレラ
母父:フォーティナイナー
通算成績:51戦7勝(うち中央24戦4勝)

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。