【船橋記念】実績上位のナイキマドリードが貫禄V

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2012年1月11日(水)、船橋競馬場で行われた南関東重賞・第56回 船橋記念(S3)(4歳上、別定(重賞競走)、1着賞金:1,200万円、ダート1,000m)は、1番人気に推された川島正太郎騎手騎乗のナイキマドリード 57(牡6、船橋・川島正厩舎)が差し切り勝ち。勝ちタイムは1.00.6(良)。

2着には2馬身差で好位から粘り込んだ9番人気・バトルファイター 53(牡5、船橋・佐藤賢厩舎)、3着には2番人気・セントラルコースト 57(セン7、船橋・川島正厩舎)がそれぞれ入っている。

勝ったナイキマドリードは、08年9月、大井競馬場で行われた2歳新馬戦でデビュー勝ち。2010年、今回と同じ船橋の1,000mで行われたJBCスプリントで2着になるなど、高い実績を誇っていたが、昨年のさきたま杯で交流重賞初勝利。
また、これで3つ目の南関東の重賞タイトルをマーク。この日発表された『NARグランプリ』でも、2年連続で“最優秀短距離馬”に輝くなど、地方競馬を代表する活躍をみせている。

同馬はおばに米重賞で活躍のキャリアがあるSugar Hill Chickがいる血統で、馬主は小野誠治氏、生産者は日高の下河辺牧場。

1着 ナイキマドリード(川島正太郎騎手)
「序盤はゲートを出たとこ勝負で、先行するか、追い込むかは決めていました。それでも、ゲートが良くないところはありましたし、直線勝負に懸けました。先生からも外に出すように言われていたように乗れましたし、重賞を勝ててうれしいです」

2着 バトルファイター(山田信大騎手)
「4コーナーの手応えでは押し切れるかと思いましたが、終いが甘いですね。それでも、このクラスとも力差はなくなってきていると思います」

4着 ギオンゴールド(和田譲治騎手)
「躓いたこともあったし、前に行けませんでした。それでも、砂を被っても大丈夫だったし、こういう競馬が出来たことは収穫です」

5着 ダイワディライト(今野忠成騎手)
「能力試験の時より状態は良かったです。それでも、楽な手応えだったけれど、最後は休み明けの分があるでしょうね」

11着 アーバンストリート(吉原寛人騎手)
「ダートの適性というより、きょうは進んで行こうとしない感じがありました」

ナイキマドリード
(牡6、船橋・川島正厩舎)
父:ワイルドラッシュ
母:スイートテイスト
母父:Salt Lake
通算成績:30戦12勝
その他の重賞勝ち鞍:
12年ゴールドカップ(S3)
11年さきたま杯(Jpn3)
10年オーバルスプリント(S3)





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