ゴールデンポケットが叩き合いを制す…中山新馬

トピックス

12年1月22日(日)、1回中山7日目6Rでサラ系3歳新馬(ダ1200m)が行なわれ、吉田 豊騎手騎乗の6番人気・ゴールデンポケットが直線の叩き合いを制して優勝。勝ちタイムは1.12.3(不)。

2着には1/2馬身差で1番人気・エーシンクルゼ(牡3、栗東・川村厩舎)、3着には3番人気・マイビビアーヌ(牝3、美浦・斎藤誠厩舎)が続いて入線した。

勝ったゴールデンポケットは近親に現オープン・エクスペディション(牡5)がいる血統。管理する岩戸厩舎はこれが今年の初勝利となる。馬主は小林 英一氏、生産者は日高の出口牧場。馬名の意味由来は「金色のポケット」。

1着 ゴールデンポケット(吉田豊騎手)
「ゲートが速かった。いいスピードを持っている。もまれない外枠も良かったね。もたれる面があり、まだ追い出してふらふらするからね。未完成なのに勝ち切ったことは評価できるし、将来性は十分」

(岩戸孝樹調教師)
「新馬は多数の除外が出る状況。2本くらい追い足りないのを承知で投票したら、優先権がないのに運よく入ったんです。心臓がいい馬ですので、それでも格好は付けられると思っていましたが、まだ粗削り。修正すべき点が多々ありますよ。それで勝ってしまうのですから能力はかなり。ジョッキーも手探りしながら乗っていましたね。気が勝ったタイプ。精神面を悪い方向へ向けないよう、うまく育てたい。芝は問題ないですし、少しずつ距離も延ばしていきたいですね」

2着 エーシンクルゼ(戸崎騎手)
「大人しくて素直。まだ緩いのですが、とてもバランスがいい馬ですよ。ひと叩きすれば、ぴりっとするでしょうし、すぐに順番が回ってきます」

3着 マイビビアーヌ(福永騎手)
「競馬へいけば気がいい。初戦としては上々の内容だった。砂を被っても大丈夫だし、どんな競馬もできそう」

4着 トウカイカンターレ(丸山騎手)
「ゲートは速かったが、思ったほど行けなかった。もう少し距離があったほうがいい」

【このレースの全着順・払戻金はこちら】

ゴールデンポケット
(牝3、美浦・岩戸厩舎)
父:ジャングルポケット
母:シータ
母父:Machiavellian


※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。