良血・ヴォードヴィリアンが着差以上の圧勝…東京新馬

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12年1月29日(日)、1回東京2日目5Rでサラ系3歳新馬(芝2000m)が行なわれ、三浦 皇成騎手騎乗の2番人気・ヴォードヴィリアンが、持ったままで差し切り勝ち。勝ちタイムは2:08.3(良)。

2着には1 1/4馬身差で4番人気・トウショウバラード(牡3、美浦・大久洋厩舎)、3着には1番人気・ミッキーシャイン(牡3、美浦・久保田厩舎)が続いて入線した。

勝ったヴォードヴィリアンは祖母にイタリアのG1・ローマ賞勝ちのHigh Haw、おじに現役時代にBCターフ勝ち、種牡馬としても活躍したIn the Wingsがいる血統。 馬主はH.H.シェイク・ハムダン、生産者は日高のダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。馬名の意味由来は「ヴォードヴィルの演者、軽演劇俳優」。

1着 ヴォードヴィリアン(三浦騎手)
「もともと素質を感じていた馬。センスがいいですし、勝負どころの反応も抜群。追わずに勝ってしまった。無事にレースを終えられ、ほっとしているよ。調教でも良さが出てきたとはいっても、まだ前さばきに硬さが残るし、体もしっかりしていないんだ。良くなる余地はたっぷり。先々の成長が楽しみでならない」

4着 ナイトホークス(岩田騎手)
「まだ追っても回転が速くならないが、いい素質を持っている。いずれ走ってくるよ」

5着 トレーロマタドール(吉田隼騎手)
「急にペースが落ち着き、能力を出し切れなかった」

11着 レーゲンスブルク(福永騎手)
「外枠もあって流れに乗れず、追ってからの反応もひと息。馬はいいが、まだ中身が伴っていないのかな」

13着 ディープアンドソン(田中勝騎手)
「まだ良化途上。実が入ってくれば」

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ヴォードヴィリアン
(牡3、美浦・二ノ宮厩舎)
父:アグネスタキオン
母:トークショウ
母父:Diktat

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