森泰斗騎手が初勝利&安藤勝己騎手がJRA通算1100勝達成!

トピックス

2月4日(土)、1回東京3日目2Rで、船橋の森泰斗騎手(船橋・松代眞厩舎)は、4番ユーロビートに騎乗しJRA初勝利を挙げた。
森騎手は戸崎騎手らと同期の1981年1月11日生まれ。足利競馬、宇都宮競馬と所属競馬場が相次いで廃止となり、現在は船橋競馬に在籍。昨年は戸崎、御神本に次いで、南関東リーディング3位に上昇。
また、エンジェルツイートとのコンビで平和賞、東京2歳優駿牝馬と連勝し、南関東で初めてタイトルを獲得した。

【森泰斗騎手のコメント】
「なかなか中央で勝つことができなかったので、JRA初勝利を挙げることができて嬉しいの一言です。
(勝利したユーロビートは)ちょっとフワフワと遊ぶところがあると聞いていたので、早めに外に出して、集中させて走らせようと思っていました。抜け出したときの脚は速かったです。
東京競馬場の馬場は、広くて気持ち良かったです。私自身中央で騎乗する機会があまりなかったのですが、今後は機会を増やしていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします」

【競馬ラボの取材に応じていただいた際のコメント】
「素直に嬉しいですね。新聞を見た際に2Rの馬に印が集まっていたので、『チャンスがあるかも』と期待していました。
去年も中央で乗せてもらう機会があったのですが、その時は芝の状態が悪かったんです。今日は綺麗な馬場で芝の感触も気持ち良かったです。また、中央にも来たいです」

12年2月4日(土)、2回京都3日目12Rでサラ系4歳上1000万(ダ1800m)が行なわれ、安藤 勝己騎手騎乗の1番人気・スズカホープが1着となり、同馬に騎乗していた安藤勝己騎手は中央競馬史上23人目、現役11人目のJRA通算1,100勝を達成した。

安藤騎手は中央に移籍して、今年が10年目。笠松競馬所属時代から、中央競馬にも頻繁に参戦していたが、これまでに重賞は通算77勝をマークしている。

【安藤勝己騎手のコメント】
「これまでを振り返ると1,100勝を達成できたのは早いような気がしますが、もっと早く達成できたのかなとも思っています。特に1,000勝を超えてからの100勝は時間がかかってしまいました。今後は、自分なりに頑張って若い人にも負けないよう、少しずつでも前に進んでいきたいと考えています。声援をいただいているファンの皆様は、ありがたく思っていますので、なるべく馬券に絡むよう頑張ります」

安藤 勝己
(あんどう かつみ)
1960年3月28日生まれ
[初免許年] 2003年
[所属] 栗東・フリー
[初騎乗] 1980年5月11日4回阪神8日目10R ヤマニンスキー (1着/12頭)
[初勝利] 1980年5月11日4回阪神8日目10R ヤマニンスキー
[今年度成績] 32戦3勝
[生涯成績] 6472戦1100勝
成績は4日終了時点