【共同通信杯】コスモオオゾラ「レースを使うたびに競馬を覚えている」

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8日、日曜東京11レース・共同通信杯(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、葉牡丹賞1着のコスモオオゾラ(牡3、美浦・高橋博厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われた。※坂路時計システムトラブルにより計時不能。

追い切りに関して、高橋義博調教師
「今日は時計自体は速くなくていいので、少し気分を乗せるように、馬を前に置いて追いかける形にしました。十分狙い通りの調教が出来たと思います」とコメント。

「前走は馬場が悪くてどうなるか心配もありましたが、不良もこなしてくれたのが一番の収穫です。前走後はビッグレッドファーム鉾田に放牧に出て、1月20日に帰厩してここに備えました。東京コースは2回経験していますし、他馬と比べてマイナスになることはないと思います。子供っぽさのある馬ですが、放牧後は少し精神的に大人になりましたね。ここまで4戦してきていますが、レースを使うたびに競馬を覚えて、良い競馬をしてくれています。普段は大人しくて、手入れのときも大変扱いやすい馬ですけど、レースでも調教でも併せると走る気持ちになるので、競馬に凄く適した性質だと思います。ディープインパクトやジャングルポケット、アグネスタキオンといった種牡馬の産駒が揃いますけど、ロージズインメイ産駒として、印象に残るレースをしたいですね」と意気込みを語る。

なお、鞍上は柴田大知騎手を予定。