【クイーンC】大魔神所有・ヴィルシーナが連勝で重賞制覇!

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12年2月11日(土)、1回東京5日目11Rで第47回デイリー杯クイーンC(GⅢ)(芝1600m)が行なわれ、岩田 康誠騎手騎乗の2番人気・ヴィルシーナが優勝。勝ちタイムは1.36.6(良)。

2着には1馬身1/4差で1番人気・イチオクノホシ(牝3、美浦・矢野英厩舎)、3着には6番人気・エクセラントカーヴ(牝3、美浦・堀厩舎)が続いて入線した。

勝ったヴィルシーナは叔父に3連勝で昨年のラジオNIKKEI賞を制したフレールジャックがいる血統。馬主は大魔神の相性でお馴染みの元・プロ野球選手の佐々木 主浩氏、生産者は安平のノーザンファーム。馬名の意味由来は「頂上(ロシア語)」。

1着 ヴィルシーナ(岩田騎手)
「調教でもレースでも素直で、本当に乗りやすい馬です。出して行っても、自分からハミを抜いて折り合いがつきますし、賢い馬です。自分のペースで行けていたので、3コーナーの時点で最後までもつだろうと思って、強気に攻めました。この後も成長すると思いますし、順調に行って欲しいですね」

(ヴィルシーナのオーナー・佐々木主浩氏)
「野球をやっている時の方が楽なくらい。今日は本当にドキドキしました。この後は桜花賞へ直行したいと思います」

(安田調教助手)
「本当に大人しい馬だけれど、説明はし辛いのですが、気の強さを持っている馬です。現時点で求めるところは殆どありませんが、強いてあげれば、もうちょっとカイ食いが良くなると良いですね。距離が延びていいタイプだと思っていたし、マイルでもとは思っていたけれど、これで期待していたオークスへ向けて弾みがつきました。」

2着 イチオクノホシ(蛯名騎手)
「競馬としては万全の形で運べました。ペースが遅過ぎましたけど、出して行くとこの馬の持ち味が無くなってしまうので、我慢をしました。上手く収まって走っていましたし、こういうことが出来たのは収穫ですね。一戦ごとに成長しています」

3着 エクセラントカーヴ(石橋脩騎手)
「返し馬からテンションが上がっていましたけど、レースではよく我慢して走って、残り1ハロンくらいのところでスパッと脚を使ってくれました。まだ2戦目ですし、これで競馬を覚えていってくれると良いですね」

4着 プレノタート(後藤騎手)
「外枠でスローペースに巻き込まれながらも、よく我慢して走っていますよ。力のある馬ですね」

5着 エミーズパラダイス(戸崎騎手)
「枠順も良く、スタートも良かったです。初めての芝、左回りと初物づくしでしたが、良い走りでしたし、終いもよく我慢してくれました。まだまだ体もしっかりしていませんし、頑張っていますよ」

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ヴィルシーナ
(牝3、栗東・友道厩舎)
父:ディープインパクト
母:ハルーワスウィート
母父:Machiavellian
通算成績:4戦3勝




≪関連リンク≫
【水上学の「競馬直談判」】ゲスト:佐々木主浩氏


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