ハンソデバンド弟・キャノンシュートが快勝…東京新馬

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12年2月19日(日)、1回東京8日目5Rでサラ系3歳新馬(芝1800m)が行なわれ、内田 博幸騎手騎乗の1番人気・キャノンシュートが優勝。 14番枠からの発走だったが、スタート直後に内田騎手がインに寄せると、最後も前を行く馬の間を縫うように最内を強襲。レースセンスの良さをみせつけた。勝ちタイムは1:51.3(良)。

2着には1 1/4馬身差で2番人気・ミッキーナチュラル(牡3、美浦・萩原厩舎)、3着には3番人気・ジルニトラ(牡3、美浦・久保田厩舎)が続いて入線した。

勝ったキャノンシュートは半兄に2年前の共同通信杯の勝ち馬・ハンソデバンドがいる血統。 馬主は渡邊 隆氏、生産者は苫小牧の藤沢 武雄氏。馬名の意味由来は「イングランドの至宝サー・ボビー・チャールトンの左足シュート」。

1着 キャノンシュート(内田博騎手)
「能力は相当。いい脚を持っている。狭いところを割れたし、初戦からしっかり力を出せたね。折り合いが付き、距離はもっとあっても大丈夫。上でも即通用するよ。パドックでも元気すぎるくらいだったので、これからテンションが上がらなければいいね」

2着 ミッキーナチュラル(三浦騎手)
「調教は動かなかったが、実戦向きのセンスを感じていた。想像どおりに真面目に走ってくれたし、これからもっと良くなる」

3着 ジルニトラ(北村宏騎手)
「まだエンジンのかかりが遅いけど、しっかり脚を使ってくれた。奥が深そうだよ」

5着 マイネマリアンヌ(丹内騎手)
「スローだったので早めにスパート。最後は甘くなりましたが、初戦としては上々の内容です」

6着 クリティカルヒット(藤岡康騎手)
「スタートはもたもたしましたが、大型なのにフットワークがいい。使いながら変わるでしょう」

9着 サニーサイレンス(蛯名騎手)
「まだコントロールが利かない。精神面がしっかりしてくれば」

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キャノンシュート
(牡3、美浦・藤沢和厩舎)
父:ハーツクライ
母:クラウンアスリート
母父:アフリート


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