大野騎手「文句なしの勝利」≪東京9~10R≫レース後のコメント(2/19)

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12年2月19日(日)、1回東京8日目9Rでセントポーリア賞(芝1800m)が行なわれ、武 豊騎手騎乗の6番人気・メイショウスザンナ(牝3、栗東・高橋忠厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:50.6(良)。

2着にはハナ差で4番人気・ロジメジャー(牡3、美浦・古賀厩舎)、3着には8番人気・ビームライフル(牡3、栗東・須貝厩舎)が続いて入線した。なお、1番人気に支持されたヴォードヴィリアンは0着に敗れた。

1着 メイショウスザンナ(武豊騎手)
「すんなりとハナヘ。絶好のペースだったし、道中のリズムも良かった。さすがに直線は苦しくなかったが、並ばれてまた伸びる渋太さは評価していい。なんとか凌げたよ。使われながら力を付けているんだろうね」

2着 ロジメジャー(蛯名騎手)
「届いたと思ったけどなぁ。瞬時に反応できず、じりじりとした伸びだったね。まだ緩さが残るし、これから良くなると思う」

5着 オコレマルーナ(福永騎手)
「最悪の流れになってしまった。行きたくはないし、そう行かせたくないし。まったくの不完全燃焼だよ」

6着 カフェコンセール(田中勝騎手)
「いったん加速が付き、トップスピードに乗ったところで控える不利。うまくさばけていけば、もっと際どかったよ」

10着 ハイクラウン(松岡騎手)
「ゲートがひと息。もともとテンに行けるタイプでもないしね。位置取りの差。もっと走っていい馬なのに、なかなかうまくいかないなぁ」

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10Rでアメジストステークス(芝2000m)が行なわれ、大野 拓弥騎手騎乗の2番人気・トランスワープ(セ7、美浦・萩原厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:01.6(良)。

2着には2馬身差で6番人気・サトノパンサー(牡4、栗東・南井厩舎)、3着には1番人気・ノーステア(セ4、美浦・鹿戸厩舎)が続いて入線した。

1着 トランスワープ(大野騎手)
「前走の強い内容から、ここでも期待していました。すんなり先手が取れ、リズムを守って直線へ。後続が来るのを待って仕掛けましたが、また突き離してくれましたからね。文句なしの勝利。このところの充実ぶりは想像以上です。オープンでも十分に通用すると思いますよ」

2着 サトノパンサー(和田騎手)
「ふわふわするところがあるタイプだけに、リズムを守って追走。直線は内にもたれてしまい、満足に追えませんでしたが、よく伸びています。力を付けていますよ」

7着 ラヴェルソナタ(内田博騎手)
「きょうは展開の差。もう少し前目に付けたかったね。すっと切れる脚はなく、馬込みをさばくかたちに。上がりの速い競馬となってしまった」

11着 アロマカフェ(武豊騎手)
「もっとやれていい馬。絶好の展開だったのに。ちょっと負けすぎだね。敗因がつかめないなぁ」

なお、メイショウスザンナに騎乗していた武豊騎手(栗東・フリー)は、この騎乗でJRA通算1万7,000回騎乗を達成した。これは中央競馬史上2人目、現役では1人目の記録達成となる。なお、JRA最多騎乗騎手は岡部幸雄元騎手の1万8,647回。

【武豊騎手のコメント】
「もうそんなに乗ったのかという感じです。これだけ乗せていただいて関係者の皆様に感謝しています。ちょうど17,000回目の騎乗で勝ててよかったです。これからももっと記録を伸ばしていきたいです」

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