稲葉隆一調教師「誰でも引退の日はくるもの」

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高橋亮騎手(栗東・荒川義之厩舎所属)は、中山10レース(3番ニシオドリーム・1着)が最後の騎乗となった。

高橋亮騎手のコメント
「騎手として一番良い形で最後を飾れました。今日は、家族が観戦しに来ていたので、勝てて本当に嬉しいです。今後は調教師として、このような走る馬を育てていきたいです」

高橋隆調教師(栗東)は、中山10レース(3番ニシオドリーム・1着)が管理馬のラストランとなった。

高橋隆調教師のコメント
「何とか無事に終わった、というのが正直な感想です。最後の最後に息子が騎乗して勝てたことは素直に嬉しいです。落ち着いたら家族で祝杯を挙げたいですね。55年間の競馬人生で、騎手時代は金鯱賞を2勝したことが印象に残っています。調教師としては、馬主の方々に支えられ、ここまでやってこれましたが、その中でも松本好雄オーナーには最後までお世話になり、本当に感謝しています。息子がこれから調教師として新たなスタートを切りますが、この厳しい時代の中で辛抱して頑張ってほしいです。今日は本当に良い一日になりました」

清水利章調教師(美浦)は、中山11レース(8番エーブチェアマン・7着)が管理馬のラストランとなった。

清水利章調教師のコメント
「15歳の時に競馬の世界に入って55年経ちました。いろいろありましたが、悔いはありません。今までいろいろな馬に出会いましたが、やはり重賞を勝った馬が印象に残っています。これからは、気が向くままに過ごしていきたいと思います」

稲葉隆一調教師(美浦)は、中山12レース(9番ラヴリードリーム・7着)が管理馬のラストランとなった。

稲葉隆一調教師のコメント
「誰でも引退の日は来るもの。最後のレースもいつも通りの気持ちで観戦していました。ここまでやってこられたのも、皆様の支えがあったおかげだと思っています。今までありがとうございました」