イジゲンの圧勝劇！≪中山1～4R≫レース後のコメント(3/3)

●12年3月3日(土)、2回中山3日目1Rでサラ系3歳未勝利(ダ1800m)が行なわれ、田中 勝春騎手騎乗の3番人気・メビュースラブ(牝3、美浦・伊藤大厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:55.5(不)。

2着にはクビ差で2番人気・レットイットスノー(牝3、美浦・伊藤圭厩舎)、3着には1番人気・セイカフォルトゥナ(牝3、美浦・相沢厩舎)が続いて入線した。

1着 メビュースラブ(田中勝騎手)
「前走は最後で甘くなったが、道中でうまく我慢が利いた。いい伸びを見せてくれたよ。コース替わりもプラスに働いたね。こんなレースができれば、今後も楽しみ」

3着 セイカフォルトゥナ(石橋脩騎手)
「すぐにチャンスがある馬。でも、どうしてもラストで粘り切れない。自分の競馬はできているのですが」

5着 コウギョウグリン(武士沢騎手)
「次につながる内容。脚抜きのいい馬場は合います。この距離もいいですよ」

7着 ヤマニンパニエ(丸山騎手)
「うまくインで立ち回れました。3、4コーナーでは手応え十分。でも、直線は伸びなかったですね。柔らかい馬ですし、芝のほうがいいのかもしれません」

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●2Rでサラ系3歳未勝利(ダ1200m)が行なわれ、松岡 正海騎手騎乗の4番人気・エクスプローラー(牡3、美浦・小笠厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:11.2(不)。

2着には1 1/4馬身差で3番人気・オオタニジムチョウ(牡3、美浦・菊沢厩舎)、3着には1番人気・エリクサー(牡3、美浦・伊藤圭厩舎)が続いて入線した。

1着 エクスプローラー(松岡騎手)
「成長すれば距離の幅も出てくるだろうが、現状では1200mで行かせるかたちがいい。体だけでなく、集中力も増している。ゴール前でもうひと伸びできたよ」

3着 エリクサー(後藤騎手)
「あと一歩。きょうも伸びそうで伸びなかった。脚抜きのいい馬場は合わないね」

4着 ズームイン(丸山騎手)
「かたちとしては悪くなかったのですが、息が入らず、厳しい展開となりました。だいぶ常識にかかってきましたよ」

6着 クレバーアポロ(田辺騎手)
「間隔が開いた影響もありましたし、この馬には時計も速かった。でも、もっと走れるはずの馬。競馬の内容が変わらないのが悩ましいですね」

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●3Rでサラ系3歳未勝利(ダ1800m)が行なわれ、石橋 脩騎手騎乗の1番人気・イジゲン(牡3、美浦・堀厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:52.8(不)。

2着には4馬身差で2番人気・ハーコット(牡3、美浦・鹿戸雄厩舎)、3着には3番人気・フレンドフィーバー(牡3、美浦・清水美厩舎)が続いて入線した。

1着 イジゲン(石橋脩騎手)
「枠入り時より周りを気にしていました。スタートで待たされて立ち上がってしまったのが悔まれますね。もっとうまく誘導できれば。でも、あれだけ立ち遅れたのに、圧勝といえる内容でした。馬の能力が違います。流れとかは関係なく、1頭だけで別のレースをした感じ。上でも即通用する素質馬ですよ」

2着 ハーコット(北村宏騎手)
「上手に走っていたし、他馬の手応えを図りながらの追走。でも、外からすごい脚で抜き去られてしまった。相手が悪かったね。すぐにチャンスが来る」

4着 バレンタインパパ(田中勝騎手)
「うまく流れに乗れ、内容は上々。よくがんばっているよ」

8着 サリエンテ(木幡騎手)
「最後に止ってしまった。この距離は少し長いのかな」

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●4Rで障害4歳上未勝利(障2880m)が行なわれ、石神 深一騎手騎乗の1番人気・グレイドケイ(牡4、美浦・矢野照厩舎)が優勝。勝ちタイムは3:17.0(重)。

2着には3/4馬身差で4番人気・メジロサンノウ(牡4、美浦・大久洋厩舎)、3着には9番人気・シャトルベクター(牡4、美浦・柴田人厩舎)が続いて入線した。

1着 グレイドケイ(石神騎手)
「稽古で跨り、状態が上がっている感触がありました。自信を持って臨みましたよ。前走と同様にハナへ。ただ、きょうはふわふわして、なかなかハミを取ってくれなかった。集中していないので、4コーナーでは内へ、外へとふらつき、他馬に迷惑をかけてしまいましたね。最後に併せ馬のかたちとなり、なんとか凌げましたが、まったく能力を出していない感じ。初の競馬場ですし、トリッキーなコース形態に戸惑いがあったのでしょう。跳び自体は文句なし。まだ4歳と馬は若く、これが障害2戦目です。まだまだこれからの段階だけに、将来が楽しみでなりません」

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