【東京スプリング盃】古豪・フジノウェーブが3連覇!

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これで6年連続重賞勝利となったフジノウェーブ

2012年3月7日(水)、大井競馬場で行われた第3回 東京スプリング盃(S3)(4歳上、別定(重賞競走)、1着賞金:1,300万円、ダート1,400m)は、坂井英光騎手騎乗、3番人気の10歳馬・フジノウェーブ(牡10、大井・高橋三厩舎)が好位から抜け出すと、悠々と後続を突き放し優勝。同レース3連覇を達成した。勝ちタイムは1.24.7(不良)。

2着には3 1/2馬身差でハナを切った6番人気・バトルファイター(牡5、船橋・佐藤賢厩舎)、3着には13番人気・イーグルショウ(牡8、大井・山藤統厩舎)がそれぞれ入っている。

1番人気のセイントメモリー(牡5、大井・月岡健厩舎)がスタートで出遅れ。直線で脚をみせ、追い上げるも4着。なお、インプレッション(セン10、大井・秋吉和厩舎)はスタート直後で競走を中止している。

勝ったフジノウェーブは04年9月に笠松の柴田高志厩舎からデビューすると、翌年に南関東に移籍。05年に3連勝。06年から07年にかけて、10連勝を挙げて頭角を現すと、07年秋のJBCスプリント(JpnⅠ)では、7番人気ながらJRA勢を相手に快勝。
今年で3回目の同レースはこれで3連覇を達成。10歳馬ながらライバル達を一蹴し、南関東での重賞タイトルもこれで8つを数える程の活躍をみせている。

同馬は半兄に06年JRAの富士Sを制したキネティクスがいる血統。馬主は大志総合企画(株)。生産者は浦河の笹島政信氏。馬名の意味由来は「冠名+波」。

フジノウェーブ
(牡10、大井・高橋三厩舎)
父:ブラックタイアフェアー
母:インキュラブルロマンティック
母父:Stop the Music
地方通算54戦22勝
主な重賞勝ち鞍:
07年JBCスプリント(Jpn1)
10~12年東京スプリング盃(S3)
07・09年東京シティ盃(S2)
08年東京盃(Jpn2)
07年マイルグランプリ(S2)


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