【フィリーズR】アンチュラス「桜の舞台に立ちたい」

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3月7日(水)、11日(日)に行われるフィリーズレビュー(G2)に出走予定の アンチュラス(牝3、栗東・安田厩舎)を管理する安田隆行調教師の調教後コメントは以下の通り。

-:前走は初のG1、初のマイルの阪神JFだったんですが、5着という結果を振り返って、どんな走りだったでしょうか。

安:勝った馬がアタマ一つ抜け出していて、2,3,4,5着と接戦の末の5着だったんですけども。競馬自体は凄くイイ競馬ができたと思っています。

-:外の方が伸びる馬場で最内を通っていましたけれども、そこで差のない競馬でしたよね。

安:そうですね。ちょっと窮屈なところを伸びてきて。一瞬“ビュッ”と切れるかと思ったんですけれどもね。ちょっと“ジワジワッ”という感じにはなりましたけど、いい形では伸びてきました。

-:そこからおよそ3ヶ月空いてますけれども、ココまでの仕上がり過程はどんな感じできていますでしょうか。

安:前走の後にリフレッシュ放牧に出しまして、一応、リラックスして帰ってきたんですけれど、ちょっと今のところまだカイバ食いが芳しくなくて…。まあ前走より大幅に馬体重が減っているということはまずないと思いますので、いい形で競馬に臨めそうです。

-:先週は重たい馬場で坂路56秒1、日曜に58秒台を出してまして、今日はCWコースでの最終追い切りになりましたけれども、どんな感じの仕上がり具合になったでしょうか。

安:今日もまたCWコースが重かったんですけども、この馬なりにいい動きでしたし、あの時計(6F:86.3)で十分だと思っています。

-:そして今回は距離が1400mなんですが、阪神では未勝利4馬身差圧勝もありますし、ファンタジーS2着と。この距離に実績は十分あると思うんですが、そのあたりはどうでしょう。

安:いや、本来は桜花賞の1600mを意識したいんですけれどもね。正直言って、1400mというのはこの馬にとってプラスだと思います。

-:どんな走りを期待されますか。

安:やはり、1着でゴールに入ることを期待します(笑)。

-:桜花賞に向かって重要な一戦になると思います。ファンの皆さんもかなり応援されていると思いますので、最後にひと言、メッセージをお願いします。

安:今、(賞金的に)ボーダーライン上にいるので、何とかココで権利を獲って、桜の舞台に立ちたいと思っています。頑張りますので応援よろしくお願いいたします。