エーシンホワイティが豪脚一閃!…春雷S

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12年4月8日(日)、3回中山6日目11Rで春雷ステークス(芝1200m)が行なわれ、森 泰斗騎手騎乗の7番人気・エーシンホワイティが優勝。勝ちタイムは1.08.4(良)。

2着にはクビ差で3番人気・キョウワマグナム(牡5、栗東・角田厩舎)、3着には4番人気・スギノエンデバー(牡4、栗東・浅見厩舎)が続いて入線。1番人気に支持されたパドトロワは7着に敗れている。

勝ったエーシンホワイティはこれが約半年振りの一戦だったが、久々を感じさせない豪快な末脚を披露。道中最後方から鮮やかな差し切り勝ちを収めた。馬主は株式会社 栄進堂、生産者は新ひだかの千代田牧場。馬名の意味由来は「冠名+白っぽい。特徴より」。

1着 エーシンホワイティ(森泰騎手)
「出遅れてしまいましたが、結果的にはプラスに働きましたね。ごちゃついたところに入らず、のびのびと走れました。追ってからの伸びはすごかったですよ。瞬発力が違います」

2着 キョウワマグナム(鮫島騎手)
「思ったより絞れていて、状態は良かったですね。ペースにも恵まれ、楽に2番手を追走。余裕を持って直線に向きました。勝ち馬の切れに負けたとはいえ、先頭に立ったらちょっとふわっとしましたことも事実。能力は高いですよ」

3着 スギノエンデバー(三浦騎手)
「後ろでじっとしていようと思ったが、壁をつくれなかった。流れが落ち着き、引っかかってしまったよ。もっと流れて、折り合いが付けば、勝負になったのに」

4着 ブルーミンバー(加藤征弘調教師)
「状態は絶好。乗り方も完璧。でも、坂で伸びが止りました。前走より2キロも増量されて56キロ。敗因は斤量ですよ」

5着 ベイリングボーイ(柴田大騎手)
「力はありますが、ペースが遅すぎました。もっと流れてくれれば、差し切れたかもしれません」

6着 アウトクラトール(伊藤工騎手)
「ためて切れる脚もありますが、ペースは遅かった。渋太さを信じて、前々で競馬をしました。外枠でしたし、パンパンの良向きではないのに、よくがんばっています」

7着 パドトロワ(戸崎騎手)
「スタートでふわっとし、スピードに乗っていかなかったですね。このペースなら、もっと出していけば良かった」

8着 ケイアイアストン(的場騎手)
「仕上がりは良かったですが、きょうは久々。58キロを背負っていましたしね。折り合いが付くようになっていますし、叩けば変わります」

9着 エーシンリジル(田中勝騎手)
「走る馬なのに、もったいない競馬になった。外から来られ、ごちゃついたよ」

14着 アーリーロブスト(吉田豊騎手)
「いい感じでハナへ。ペースも向いたのに、ダートのときとは違った。意外とがんばれなかったよ」

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エーシンホワイティ
(牡5、栗東・松元茂厩舎)
父:サクラバクシンオー
母:ライジングサンデー
母父:サンデーサイレンス
通算成績:20戦5勝
重賞勝利:
10年中スポ賞ファルコンS(G3)



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