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【皐月賞】ワールドエース「去年のオルフェーヴルよりも互角か…」
2012/4/11(水)
11日(水)、栗東トレセンで行われたワールドエース(牡3、栗東・池江寿厩舎)を管理する池江泰寿調教師の皐月賞(G1)共同会見は以下の通り。
-:ココ2走で改めてその能力を示したと思うんですが、振り返って頂けますか?
池江泰寿調教師:そうですね。特に2走前のきさらぎ賞は、内容も時計も良かったです。前走の若葉Sもコーナー4つでも折り合いがつきました。ある程度、課題をクリアしつつ、クラシックを迎えられるな、という印象です。
-:前走、コーナーワークはクリアしたわけですけど、スタートでちょっと後手を踏むという形になりました。そのあたりはいかがでしょうか?
寿:2走前のきさらぎ賞のときは中1週で使ったせいか、馬がちょっとイライラしてゲートでシッカリ駐立できなくなって……。前走も枠内で前扉の下を潜るような仕草を見せたりして出遅れたんですけど、この中間ジックリ練習して矯正しましたので、まあ大丈夫かなと思っています。
-:関東圏への輸送が少ないように、ココまで大事に大事に来られたと思うのですが、疲労などはありませんか?
寿:前走で思ったより体重が減っていたので、中3週ですし、なるべく体は減らないようには工夫はしているんですけども……。まあ数字はマイナスでしたけど、そんなに痩せて、ガレているようには見えませんでしたので。ディープインパクトもそうだったように、この時期、どんどん使っていって体重が減るのはそんなに気にしなくてもいいんじゃないかな、とは自分では言い聞かせております。
-:あとは輸送面ですね。
寿:そうですね。関東圏への輸送は全く経験したことがないし、出張馬房で一泊しますからね……。まあ、割と性格的には大人しいところがあるので、あまりその辺は大きな課題とは考えていなかったです。
-:追い切りは坂路での調教になりましたが、どのような指示で、どのようなジャッジを下されましたか?
寿:2頭併せで、内側を追走して、上がり重点、というように伝えました。タイムはそんなに速くないんですけど、動きが良かったというか、仕掛けたときの反応が早かったですし、沈み込むようなフォームでバネがあって……。タイム以上に、内容の方が良かったなと思っています。
-:今回は中山競馬場になります。馬場の悪い状態が続いていて、トリッキーなコースでもありますが、どのような印象でしょうか?
寿:そうですねえ……。しかも初コースですしね……。できれば良馬場でやりたいんですが、土曜日も雨降るそうなのでねえ。最後方から大外をマクるのはちょっと厳しいと思うので、ゲートを五分に出て、中団あたりでジックリと折り合いをつけて、最後は馬場のいいところを通れたらいいなと思っております。
-:ディープインパクト産駒で、非常に父に似ていると、フットワークも父譲りだと言われていますが、改めて似ているところ、能力の高さを教えてください。
寿:まず容姿が似ていますね。若干、ワールドエースの方が丸みがある感じなんですが。あと、今日、武豊ジョッキーに「後姿がソックリだ」と言われたんですが、そう言われてみれば似てるなと思いましたね。この馬のいいところというのは、やはり、ディープインパクトの反応の良さとか、瞬発力とか、バネの利いた走りとか、そういう部分だと思います。
-:ディープインパクトも偉大な父ですが、同厩舎にはオルフェーヴルという偉大な先輩もいます。オルフェーヴルと比べても能力的には遜色ないという話も聞きましたが、実際、どのような感触ですか?
寿:去年のこの時点のオルフェーヴルと比べても、互角か、それ以上か、という評価は出せると思います。
-:そのオルフェーヴルの三冠から、クラシック4連勝という大きな記録もかかっています。
寿:それは昨日、ある記者さんに聞かされて初めて知ったんですが(笑)。まあクラシックというのは馬は一生に一度しか出れないので、これはボクの記録というより、ワールドエースの記録かなと思っております。
-:たくさんのファンがワールドエースの驚異的な末脚に期待しております。ファンの方にメッセージをお願いします。
寿:ディープインパクトを応援してくださったファンの方が、たくさんワールドエースを応援してくれているので、是非、お父さんのディープインパクトのような走りを披露できるように、シッカリ当日まで仕上げておきたいなと思っております。応援よろしくお願いします。
-:ココ2走で改めてその能力を示したと思うんですが、振り返って頂けますか?
池江泰寿調教師:そうですね。特に2走前のきさらぎ賞は、内容も時計も良かったです。前走の若葉Sもコーナー4つでも折り合いがつきました。ある程度、課題をクリアしつつ、クラシックを迎えられるな、という印象です。
-:前走、コーナーワークはクリアしたわけですけど、スタートでちょっと後手を踏むという形になりました。そのあたりはいかがでしょうか?
寿:2走前のきさらぎ賞のときは中1週で使ったせいか、馬がちょっとイライラしてゲートでシッカリ駐立できなくなって……。前走も枠内で前扉の下を潜るような仕草を見せたりして出遅れたんですけど、この中間ジックリ練習して矯正しましたので、まあ大丈夫かなと思っています。
-:関東圏への輸送が少ないように、ココまで大事に大事に来られたと思うのですが、疲労などはありませんか?
寿:前走で思ったより体重が減っていたので、中3週ですし、なるべく体は減らないようには工夫はしているんですけども……。まあ数字はマイナスでしたけど、そんなに痩せて、ガレているようには見えませんでしたので。ディープインパクトもそうだったように、この時期、どんどん使っていって体重が減るのはそんなに気にしなくてもいいんじゃないかな、とは自分では言い聞かせております。
-:あとは輸送面ですね。
寿:そうですね。関東圏への輸送は全く経験したことがないし、出張馬房で一泊しますからね……。まあ、割と性格的には大人しいところがあるので、あまりその辺は大きな課題とは考えていなかったです。
-:追い切りは坂路での調教になりましたが、どのような指示で、どのようなジャッジを下されましたか?
寿:2頭併せで、内側を追走して、上がり重点、というように伝えました。タイムはそんなに速くないんですけど、動きが良かったというか、仕掛けたときの反応が早かったですし、沈み込むようなフォームでバネがあって……。タイム以上に、内容の方が良かったなと思っています。
-:今回は中山競馬場になります。馬場の悪い状態が続いていて、トリッキーなコースでもありますが、どのような印象でしょうか?
寿:そうですねえ……。しかも初コースですしね……。できれば良馬場でやりたいんですが、土曜日も雨降るそうなのでねえ。最後方から大外をマクるのはちょっと厳しいと思うので、ゲートを五分に出て、中団あたりでジックリと折り合いをつけて、最後は馬場のいいところを通れたらいいなと思っております。
-:ディープインパクト産駒で、非常に父に似ていると、フットワークも父譲りだと言われていますが、改めて似ているところ、能力の高さを教えてください。
寿:まず容姿が似ていますね。若干、ワールドエースの方が丸みがある感じなんですが。あと、今日、武豊ジョッキーに「後姿がソックリだ」と言われたんですが、そう言われてみれば似てるなと思いましたね。この馬のいいところというのは、やはり、ディープインパクトの反応の良さとか、瞬発力とか、バネの利いた走りとか、そういう部分だと思います。
-:ディープインパクトも偉大な父ですが、同厩舎にはオルフェーヴルという偉大な先輩もいます。オルフェーヴルと比べても能力的には遜色ないという話も聞きましたが、実際、どのような感触ですか?
寿:去年のこの時点のオルフェーヴルと比べても、互角か、それ以上か、という評価は出せると思います。
-:そのオルフェーヴルの三冠から、クラシック4連勝という大きな記録もかかっています。
寿:それは昨日、ある記者さんに聞かされて初めて知ったんですが(笑)。まあクラシックというのは馬は一生に一度しか出れないので、これはボクの記録というより、ワールドエースの記録かなと思っております。
-:たくさんのファンがワールドエースの驚異的な末脚に期待しております。ファンの方にメッセージをお願いします。
寿:ディープインパクトを応援してくださったファンの方が、たくさんワールドエースを応援してくれているので、是非、お父さんのディープインパクトのような走りを披露できるように、シッカリ当日まで仕上げておきたいなと思っております。応援よろしくお願いします。
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