【皐月賞】アーデント「今の中山の馬場状態は…」

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11日、日曜中山11レース・皐月賞(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、弥生賞3着のアーデント(牡3、美浦・加藤征厩舎)(牡3、美浦・加藤征厩舎)は、藤田伸二騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F66.9-51.7-37.3-12.0をマークした。

追い切りに関して、加藤征弘調教師
「馬の後ろに入るので、飛んでくるウッドチップで目を傷つけないようにアイシールドをつけました。追い切り内容は、前の2頭を4、5馬身後ろから追いかけて、最後はある程度一杯になるように追ってもらいました。ここを目標に仕上げてきただけあって、非常に良い動きだったと思います」とコメント。

「予定していた通り、レースを使うごとに上積みはあると思います。最初の頃は絶対能力の高さと仕上がりの良さで結果を出していましたけど、クラスが上がって同じような能力を持つ相手と走るようになってからは、ある程度しっかりした競馬の形で走るようになりました。まだまだ我慢がきかなかったり、課題はありますけど、順調に成長しています。
馬場に関しては、いちょうステークスで道悪に対応していますが、荒れたパンパンの馬場が合っているタイプなので、今の中山の馬場状態はちょうど良いと思います。ペースに関しては、前走のようにあまり遅くなってしまうと辛いので、ある程度流れて欲しいですね。前哨戦で3着だったので、本番ではもっと上に来られるように調整を進めていきたいと思います」とG1制覇に意欲を見せる。