【マイラーズC】エイシンアポロン「恥ずかしくない競馬を」

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提供：重賞トレンドジャッジ

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18日(水)、栗東トレセンで行われたエイシンアポロン(牡5、栗東･松永昌厩舎)を管理する松永昌博調教師のマイラーズC(G2)共同会見は以下の通り。

－：昨年の秋は、G1まで登り詰めましたね。

松永昌博調教師：そうですね。よく走ってくれましたよね。

－：どんなところが充実してきたんですか？

昌：充実と言うか、もともと実力はあったんでしょうけどね。体調が良くて、走れる状態になったんでしょうね。

－：G1を獲ってから、次のレースが緒戦ということになるんですが、この休みの間、どんな過程を踏んでいるんですか？

昌：中山記念を予定していたんですけどね。筋肉痛でドバイの方も辞退することになって…。そこらへんは筋肉だけに治りが遅かったものですから。ここにきて良くなってきて、やっと出れるかな、という態勢になってきました。

－：マイラーズCに向けて状態はどうですか？

昌：いくらか余裕のある体なんですが、そこそこ走れる状態にはなってますね。

－：先週はイイ時計を出していましたね。

昌：まあ、やれば動く馬ですからね。

－：今週も栗東の坂路で51秒6。最後の2ハロンも24秒9。最後1ハロン12秒5というタイムでしたけども。

昌：これでも余裕があるくらいですからね。まあ、調教に関しては速い時計がいくらでも出る馬ですから。

－：池添ジョッキー騎乗でした。何かお話されましたか？

昌：「坂路は馬場がちょっと悪くて、それでもこの時計が出るんだから、いいんじゃないですかね」という話でした。

－：手応えもまだまだ余裕がありましたよね。

昌：そうですね。「余裕ありました」って言ってました。

－：去年の秋のマイル王の緒戦として注目が集まりますが、馬体重はいかがでしょうか？

昌：今日、計って520キロくらいですから、そんなに太くないと思いますけどね。

－：去年の秋は506キロでG1を勝ってますけども。

昌：ええ、まあ当日はプラス10キロあるかないかくらいですかね。

－：体の中身の方はいかがでしょうか？

昌：そこまで何回もやってないですからねえ…。中身はちょっと…。やってみなきゃ分からないところはありますね。まあ、恥ずかしい競馬にはならないと思いますけどね。

－：春の大目標はどこに置いてらっしゃるのですか？

昌：当然、安田記念ということになると思います。マイルですから。

－：その安田記念に向けての前哨戦ということになるんですが、相手もG1ホースが出たりと、屈強なメンバーです。

昌：そうですねえ。強いメンバーが出てますからね。ココで恥ずかしくないレースはしてほしいです。

－：舞台が京都の外回りということで、今年のマイラーズCはエイシンアポロンに味方してるかな、と思うんですが。

昌：コース自体は昨年の秋に勝ってますからねえ。週末の天気も崩れそうですし、いい方に向くんじゃないかなと思っています。

－：馬場は渋っても大丈夫と？

昌：かえって、渋った方がいいんじゃないですかね。

－：では、そのマイラーズCに向けて、改めて力強い言葉をお願い致します。

昌：何とか、次のレースへのいいステップとして、恥ずかしくないレースをしたいです。

－：ピークを100だとしたら、どれくらいで？

昌：馬に聞いてみなけりゃ分からんでしょう(笑)。見た目ではねえ、やっぱりまだ70～80ってところじゃないですかね。